グラフを分析すると何かが見えてくる
厚生労働省から人工妊娠中絶の年次統計が発表された。
全体の中絶件数は前年度より減少してしているが、世代別では20歳未満のみが増加に転じているという。
人工中絶統計の全体の流れは1950年代には年間100万件を超えていたが、以後徐々に減少し2011年は20万2千件と往時の5分の1まで減少している。
これを読んでちょっと不思議に感じた方のために解説しておく。
10代では未婚者の中絶率が高いが20代以上及び全体としては既婚者、つまり正当な夫婦間の子の中絶率の方が高い。
従って全体の下降線は避妊の普及、婚姻率の低下によるところが大きい。
だが、件数の推移をみると1つ大きな流れがある。
中絶数全体は1995年までは下降線であるが96年~98年はほぼ横ばい、99年~2001年はわずかながら上昇に転じている。
世代別の中絶率をみるとさらに顕著である。
1995年から2000年までの5年間で10代の中絶率は倍増、20代前半の中絶率は30%増加している。
原因は言わずと知れた「援助交際」である。
当時の最盛期には10代女子の5%以上が援助交際に手を出し社会問題化した。
1999年に児童買春禁止法が施行され、2001年をピークに10代の中絶が減少に向かっていることから、法が抑止力となったことは明らかである。
一方の20代前半は2000年を境にグラフが頭打ちになっているが、これは同じく1999年に使用が解禁された経口避妊薬によるものである。
経口避妊薬は肥満、多毛など副作用があるため誰もが服用できるわけではなくその普及率には限度がある。
このためグラフはその普及率に応じてこのような台形を作っている。
2006年以後20代前半も下降線になっているのは少子化、格差社会による若年者の恋愛、結婚の減少によるものと考えられている。
さて、2010年に比べ2011年の10代の中絶率だけが上昇しているのはなぜか。
ここからはU助の当てずっぽうによる推論である。
その上昇率はわずか1%前後であるが10代女子数百万人の統計である、偶然の振れで1%の変動は起こらない。
他の世代が1~2%の減少を示している中での上昇は明らかに不自然である。
何か社会的要因があると考えるべきである。
統計の変化は要因にやや遅れて生じるため最近3年ほどの社会の変化が要因となっているはずだ。
それは何か?
私は第一にスマートホンを考える。
スマホは最近数年間で急速にシェアを伸ばし昨年はとうとう端末販売数の過半数を超えた。
これは携帯でありながらPCとほぼ同等のネット環境を実現する。
10代の購入する端末は7割以上がスマホである。
もう1つは年齢制限のないソーシャルネットの拡大だ。
ライン、スカイプなど音声通信、ツイッター、フェイスブックなどの個人がネット社会に直面する環境、ここに年齢のバリアはない。
こうして出会いサイトから一度隔離された児童が再び容易にネット社会の出会いにアクセスできる場が増えている。
私の推論が当たっているかどうかはわからない。
だが、もしこの通りであるとすればこれは憂慮すべき事態である。
…以上、法の施行前には社会問題の側に加担していた鬼畜U助の過去の非道を顧みない身勝手な考察で失礼しました。
ご意見、反論をお待ちしております。
画像が小さいため右側の図に10代(赤)、20代前半(緑)のグラフを太線で加筆した。
コメント
2012/10/29 22:51
2. こんばんは。
とすると、今はこのワクワクではなく、スカイプやLine、フェイスブックやツイッターじゃないと若い女子は釣れないという考察ですか?(笑)
お互い、妊娠はさせないよう、法の範囲で最大限鬼畜に遊びましょう
返コメ
2012/10/29 22:51
1. こんばんはー。
コンドーム売り上げ世界一はオカモトだそうです
海外では薬局でピルが簡単に手に入るのに、日本だけがこれだけうるさいのは
オカモトの売り上げに響いて日本経済に影響するからからだって
何かの雑誌のコラムで見かけました
こんなコメントすると、ソースもってこいって怒られそうですけど。
返コメ