猛暑に登山
60代前半  茨城県
2023/07/30 18:51
猛暑に登山
休暇最終日
昨日自堕落に家でのんびりしたせいか、少しは休めた気がする。
冷房も1日中入れっぱなし、贅沢だねぇ。
皆さんどうしているんでしょうか。本当に1日中入れているの?
切るタイミングってないんですよね。
そういう意味では、仕事に行ってた方が冷房代的にはいいんだけど。

そんなこんなで最終日
通勤用に途中駅に置きっぱなしにしている軽自動車、防犯と洗車のために持ち帰ってきていたけど、明日からの仕事、自宅から職場まで一気に運転すると疲れるので、今日のうちに駅まで運んでしまおうと思い立った。
帰りは通勤定期で帰って来ればいいし、もう1日家でぐだぐだしているのも健康にも、経済的にも良くないので、出かけましょう。

なーんて思っていたのに、寝坊
ま、急ぐ理由はないので、気を取り直して出かけましょう。
往路は順調、帰宅する電車にも間に合いそう…じゃない。間に合わない。
直前の踏切で、乗るはずだった電車を見送る羽目に。
あーあ、やっちゃったよ。
特段渋滞していたとか、そんな事情は何もなかったのに。

どうしよう。
そうだ、この辺りにオフロードバイクのコースがあるらしい。
以前ネットで見かけて、一度覗いてみようと思っていたのだった。
そこだ。
早速当てずっぽうに走って、近場でネットで調べたが、わからない。
看板なんて全く出てないし。
仕方なく、確実な所まで戻り、再度、ネットで検索。
今乗っている軽自動車のナビは古いし、画面タッチにうまく反応しないし、余り当てにならないのだが、目的地を入力した所、出ましたよ。
でかしたN-ONE
使えるじゃん。持ち主より全然凄いよ。
ということで走り出したが、全然見当違いで、大分遠いではないですか。
これは次の電車も行っちゃうな。
凄い細くて特徴のない道を、ホームページの写真付き説明で何とかして進み、無事到着
ライダーがトランスポーターから競技用と思われるオフロード車を降ろして、装具を付けたり、エンジンをかけたりしている。何だか別世界で、ジロジロ様子を見られているような感じ。
受付の小屋はあるが、コースはどこにあるのか。今の所、駐車場やそこから溢れた路上に駐車している車の近辺でしかバイクは見当たらない。
取り敢えず、受付に行ってみる。折角来たんだし、見学だけでもしてみたい。
こんにちわー。
…。
応答なし。テーブルの下にいる犬2匹が、吠えもせずにこちらを見ている。
こんにち「はい。」うわっ、後ろからお店の人、びっくりしたー。
その後、ご主人らしき人も戻ってきて、見学しても良いとのこと。
皆さんが走っている様子を見たいと言ったからか、見たいのはどっち?と聞かれ、トライアルコースを見たいと言ったところ、○○さんは動き出しが遅いからまだ来てないだろうとか、奥さんらしき女性とボソボソ言っている。まるで、誰か呼んで走らせようとしているようだ。
いや、コースを見たいだけなので、1人で勝手に行ってきます。
場所をおおまかに教えていただき、車で移動。
結構、エリアが点在してるのね。しかも、車移動とは。
コース図は小屋の中には壁に貼られているが、手書きのペイント
紙ではないのね。写真に撮っていいですかという雰囲気でもないので、教わったエリアのうち、一番奥のエリアに行ってみる。
舗装路はすぐなくなり、砂利道で結構な登り
らしき所に着いたので、降車して覗いてみる。
親子らしきライダーが2台、コース状にいるが、日陰で涼んでいる様子
コースというよりはただの岩場
でも、トライアルバイクで走ろうとしたら、相当技量がないと楽しめなさそう。
うわぁ、でも楽しそう。
エンデューロの方が走りやすいかも。そっちは説明を受けていないので、寄らないつもり。リターンライダーを気取っても、レースなんて出る歳じゃないし、やるならトライアルでしょ。
エリア内にライダーがいないのを良いことにコースに侵入。端のほうだけでも歩いてみる。
親子は沢のような場所に移動したと思ったら、私に見られているのが嫌なのか、出て行ってしまった。その後、親子のいた沢の方に行ってみると、水が流れていて、両側は木々に覆われていて涼しい。
ちょっとのつもりで、沢を登り始めた。
水は本当にチョロチョロで、ほとんどががれ場、どこまで登るという気はなかったけど、気持ちいいのでどんどん進む。
誰もいなくて、清々しい。
時折、砂地や泥にタイヤの痕があるので、登れる人はここまで登ってくるのかなどと思いながら、どこまで登れるのかとズンズン進む、斜度が低いので、バイクには登りやすいのだろう。それなりに川幅もあるし。
途中、両端に迂回したりしながら、おそらくバイクはここまでだろうと思われる辺りで岸に上がって、山道らしき踏み跡を進む。
すんごい、斜度がきついんですけど。
心臓バクバクで、水音も聞こえない。ああ、水持って来れば良かった。
小一時間も登ったかしら。頂上ではないけれど、ほぼ平坦になった稜線らしき林間の道に辿り着いた。
名もなき山で頂上の標識などもないのだろうが、取り敢えず登り切った(下山後、標識で山名確認。失礼しました。名前ありました。)。
うわぁ、汗だく。
靴もスニーカーで滑るし、何の装備もしてないから、さっさと下山しましょ。そもそも山登りする予定はなかったのに。
登ってきたコースを外れないように、注意しながら下山しているとバイクのエンジン音が妙に近い。登っているときは、別のエリアのエンジン音だろうと気にもしていなかったのだが、それにしても近い。
沢まで下りてきたところで納得
バイクが沢を登ってきていたのでした。
それにしても凄いな。私がここまでであろうと当たりを付けた個所よりも上流に上がっていっている。まだ、登れるんだ。
後ろからも2台、3台と登ってくる。
ここは結構バイクで挑戦する沢なのね。
ただ、皆さん悪戦苦闘しています。
バイクを横倒しにしてしまっている人、エンジンを擦って、後輪が空転している人、両足でバイクを漕いでいるような人、なかなか腕があっても難しいのではないでしょうか。
そんな中、変な親父が身一つで下りて来るので、皆さん呆気に取られた様子。この親父、どこから出てきたんだ?という顔をしてらっしゃいます。
こんにちわーとあいさつを繰り返し、ようやく下山完了。
車を置いた場所まで戻ってきました。
横を流れる沢で足を冷やし、顔や手も洗う。
来た時は綺麗な水に見えたが、今は濁っている。
流石に飲めません。車の中の水は、ぬるいどころか、温まってしまっていますが、一気に飲み干します。
汗が収まった所で電車の時刻を調べてみる。
検索画面まではたどり着くけど、くるくる回って答えが出ない。
電波が弱いのかな。スマホも古いし、4Gだからかな。
取り敢えず、駅に向かう。

途中、道端に車を停めて、時刻表を確認。
うん、到着後10分くらいで電車が来そう。
都会では発車時刻なんて気にならないでしょうが、田舎は本数が少ないので、タイミングが悪いと30分以上待たされます。
ああ、もうお昼だ。
帰ったら、昼食だけど、家に着くのは1時間先だな。

まだバイクも持ってない。
トランスポーターもないけど、これから揃えようかな、などという気にさせてくれる体験でした。
休暇が続かないとなかなかできないので、暑かったけど、おもしろかった。
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