失って気付くもの、気付かされるもの。
40代前半  神奈川県
2019/06/25 20:11
失って気付くもの、気付かされるもの。
先週、懇意にさせていただいていたお店が閉店することになり、店主に今までお疲れ様の意味も込め挨拶に立ち寄らせて貰いました。

約5年強、常連のお客さんや近くの主婦の方々のランチでの憩いの場としての日々に感謝をし、そしてその場が無くなるということに寂しさと悲しさを伝えたくて…

その日は私と同じにように閉店を惜しむ常連でお店は満席でした。
中にはSNSで閉店を知り遠方から駆けつけて来られた方もいて本当に愛されたお店だったのだと改めて気づかされました。

懐かしい顔ぶれやいつもと変わらない顔ぶれ、5年という月日に人の成長と出会いと別れを噛み締めずにはいられなくなる、そんな時間でした。
日付も変わりいよいよ閉店、皆に惜しまれながら店主の挨拶と常連の拍手喝采で店を閉め、『またいつか』と皆さん店主と握手を交わし、私もお疲れ様とありがとうございましたのお礼を込め挨拶をさせて戴きました。

普段、サービス業を営む私にとって平日のお昼から気の合う常連と楽しく過ごすその場所は、紛れもなく癒しであり、憩いであり、なくてはならない所でした。


今日、いつもと同じようにその場に行こうとし、道の途中で、あぁ…無いんだった。と、哀しみが胸をこみ上げ、呆然としています。
やっぱり、あの店なくなるのは寂しいよ…これからいつもと同じ場所に行けなくなると気付かされ、今日は寂しく徘徊しながら、また…新しい出会いが何処かであるんだろうなぁ。

とりあえず、店主のこれからと常連の方々の新しい出会いに乾杯。

店主、本当にお疲れ様でした。
コメントする

…━…━…━…

無料会員登録はコチラ

…━…━…━…