恐怖とセックス
むかし、映画「おくりびと」を観ました。
夏、主人公が最初の現場で、孤独死後二週間経過した高齢女性の腐乱屍体の処理を任されました。
ウジやハエがたかる中で死臭と格闘しながら主人公は、作業を終え自宅に帰ります。
自宅では、妻が夕食の準備をしていました。
主人公は、腐乱した遺体の恐怖心から、夕食準備中の妻の身体を貪ります。
妻は、夫の異常な行動に惑いながらも、夫の行為を受け入れます。
男は、恐怖に面した時に女性の身体を求めます。だから、戦場での慰安婦問題は、古くて新しい問題だと思います。
今、ぼくも恐怖心に見舞われています。