冬の温もり
70代以上  長野県
2021/12/28 11:40
 冬の温もり


   白い妖精が夜空を舞い踊ると


   僕は想い出す


   記憶の断片が心に突き刺すように




   あの日


   あの時


   街を行き交う人たちは襟を立て


   寒空の中


   誰もが無口で歩いてる



   その中


   君は僕に小さく呟いた


   「寒い」


   そして君の冷たい左手が


   僕のコートのポケットに




   僕は驚き戸惑って



   でも嬉しさが滲む



   あの日


   あの時



   恋していた2人



   舞い踊る白い妖精が
 
 
   溶けてしまうように熱く




   ずっと


   
   ずっと



   この恋は永遠だと信じていた




   あの日 あの時


   今は懐かしい記憶の断片





   あの日 あの時


   白い吐息と共に



   君の口からの


   「好き」の言葉



   今は懐かしき




   幻の白い妖精…







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