星の雫 初めての口づけ
昼間は子供たちで賑やかな公園
今は君と僕とのふたりの公園
昼間の喧騒が嘘のように静まり返って
白いブランコが夜風に揺れている
僕らはベンチに腰掛け
夏の終わりの星座を見上げ
探し物をするかのように
君の手に触れた
電気が身体を突き抜けたけど
勇気を出してそっと握る
僕の手の中には柔らかな小さい手
仔犬のような震えが君の手から伝わる
言葉は無いけど温もりの会話
心と心が寄り添うように
黙ってる君と僕
でも伝わる君の気持ち
僕の気持ちも君に伝わって
夜の静寂の二人だけの公園
僕の横には瞳を閉じた君
いつしか合わせる僕らの唇
初めての口づけ
ふたりだけの公園の頭上
星の雫がキラリと光った…