被災地での体験
今日は3.11です。
14:46に黙祷を捧げてから
楽しみにしていた地元の東北物産展に行ってきました。
入口で午前中のうちに引き換えておいた、
開店150名プレゼントの、ずんだシェークを片手に
売り場を一周しました。
何を買おうかなと歩いていると、
そこのおにいちゃん、えぶりがぁっか
かわねーでえーから、食べてってーなぁー。
ああ、文字を読むと「いぶりがっこ」でした(笑)
東北の方が売りに来ているので生方言満載です^^
燻製物は苦手なので試食のみでしたが、
他のお店では、実家用に岩手の羊羹と
自分が住んでいた仙台の伊達絵巻と萩の月を買いました。
震災の直後、GW明けから自分は被災地の復旧班で
気仙沼に先ずは入りました。
次は南三陸町に移って、最後は大船渡に入りました。
約7か月の東北での生活は、
言葉では伝えきれない様々な体験をしてきました。
不自由ですよね、全て無くなってしまったから。
被災地の方の役に何か立ちたい気持ちばかりが先立って
がれきを運ぶ車ばかりで緊急車両の自分も渋滞にはまって
お客さんには叱られ、何度か土下座もしましたね。
気仙沼から三陸まで確か片道3時間くらい掛かりました。
昨日入れた場所なのに今日は自衛隊が仕切って道路が閉鎖されて
つまりは仏さんがあがったからなんですが
一生忘れることの出来ない衝撃的な時間でしたね。
辛く痛ましい出来事なので風化していっても良いと思うんですが
被災地の方の頑張りやあの時の笑顔を僕は忘れずに生きて行きます。