ソウルケイジ(誉田哲也)
>ハードカバー: 405ページ
出版社: 光文社 (2007/3/20)
「ストロベリーナイトに続く姫川シリーズの長編」
>出版社 / 著者からの内容紹介
まもってやれるだろうか。この俺に。
多摩川土手に乗り捨てられたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見された! 姫川玲子たち捜査一課殺人犯捜査係の刑事たちは、所轄と組んで捜査にあたる。しかし、手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が浮かび上がって……。
進境著しい俊英・誉田哲也が渾身の力をこめて描く、丹念に積み上げられた捜査小説にして、胸をうつ犯罪小説の白眉!
>自身の読書時期
2012.1.3~2012.1.13
>自身の読書感想
「父性(ふせい)」まもってやれるだろうか。この俺に。端的に言うとこれに集約される作品でした。ソウルケイジの題名の意味はどうぞ興味のある方は読んでみて下さい。(オチがあります)
ストロベリーナイトのグロさからするとどうしちゃったの?と感じるほどそっちの描写があさっりしている。評価が二分したストロベリーよりも一般受けはするかも知れないし女性でも読みやすくなった。
ストロベリーより先にソウルケイジを読んでも面白さはアリなのかも知れない。姫川のなんだこの子こんな可愛いところあんじゃん。って思わせる可愛い部分、日下の鉄化面的クールでミスの無い捜査ロボットも今作では人間染みた良さ暖かさを感じる。人間描写の上手さを感じます。
本も半ば過ぎると トリックに気が付くかも知れないけど判ったところで退屈になるのでなく最後まで面白い作品であった。トリックの仕掛けがシンプルなので本に集中できるのもいいね。
自身も父親のどんな背中を見てそだったかを連想させたが読者の親は鉄拳制裁派だったのでずいぶんと違いますね(笑)すねた菊田を違うでしょとキスで絆を深めたシーンはちょっと嫉妬しましたw
誉田さんの作風は、美味しいけど栄養もある食べ物に例えるとこんな作風なので次回が楽しみです。疾風ガールか国境事変を読む予定です。
コメント
2012/01/19 13:07
2. >マサさん
そうですね。
最後は浮浪者に成りすまします。
大変お返事遅くなりました。
返コメ
2012/01/15 8:08
1.
浮浪者やったやつかなぁ
返コメ