昨日、相撲を観ようとテレビをつけたら日大の選手が記者会見をやっていて、めちゃくちゃ驚きました。未来のある若者なので顔をむやみに大写しにしないでと指示が出ているのに大写しになっていたようです。報道陣から選手への質問が始まり、「監督からの指示であってもスポーツマンシップに則り、汚いプレーはやらないという判断がなぜできなかったのか」のような質問がされました。選手は「自分の立場で監督やコーチに逆らうことはできない」と答えていましたが、私も自分が選手だったら同じだろうと思いました。大相撲で新弟子を傷害致死に至らせたことがありましたが、当時の親方が「お前らもやってやれ」と複数の弟子に命令したことが分かっています。縦社会において上の者が命令したことは絶対服従が原則でしょう。このようなことは今後も起きると思います。難しい問題ですが、みんなで考えていくことが重要でしょう。
私は元監督の監督を辞任するという記者会見より、よほど選手による記者会見のほうが釈然としているのが意外に感じました。