批判を受けたとき打たれ強い人は
40代前半  愛知県
2016/11/29 15:27
批判を受けたとき打たれ強い人は
「批判に強い人」が行っている4つのこと

批判に強い人は、批判の言葉を鵜呑みにせず、批判から「自分に必要な何か」を読み取ろうとしています。そもそも、人間は自分自身を第三者的に眺めることができません。他人からどう見えているのか、自分には何が足りないのか、どうすれば改善ができるのか、相手の率直な批判の中からヒントを見つけ出す必要があるのです。
批判に強い人はその言葉にショックを受けても、いつまでも振り回されることはありません。頭の中で以下で紹介する4つの情報処理を行い、合理的に対応しているのです。それぞれについて紹介していきましょう。

1.批判の「正当性」を見極める

批判には、フェアなものとアンフェアなものがあります。その基準は「自分が修正・改善できるかどうか」です。たとえば「あなた、鼻が低いわね」と言われても修正できません。これはアンフェアな批判。「姿勢が悪いわね」と言われたら修正ができるので、これはフェアな批判です。もちろん、年齢などによって姿勢をまっすぐに保てないのに、それを「姿勢が悪い」と批判するのはアンフェアです。
まず「修正・改善が可能かどうか」で、批判の正当性を見極め、アンフェアな批判を却下しています。

2.批判の「普遍性」を見極める

批判は必ずしも普遍的なものであるとは限らず、批判者の独自視点だけであることが少なくありません。たとえば、批判者が「大人として常識」「親としてどうなの」と言ったとき、その「大人」や「親」の意味は普遍的なものではなく、批判者独自の視点が含まれている可能性があるのです。
批判に強い人はすべての批判を普遍的なものであると捉えず、その人がどのような視点でその言葉を発しているのかを考えています。


3.批判者の「視点」を質す

批判がフェアで普遍的なものであれば、納得してその批判を受け入れることができるでしょう。しかし、普遍性がなく、批判者独自の視点から発せられた言葉であるなら、疑問が生じてしまうことでしょう。批判に強い人は、その疑問を曖昧にせず、「あなたが感じる“大人として”って、どんな大人ですか?」と率直に質問し、批判者の視点を明らかにしようと試みます。

4.「納得」できる批判を採用

上記3の答えに納得がいけば、「その批判も一理ある」と受け入れられるはず。しかし、納得がいかず、疑問が解決しないのであれば、批判を採用する必要はありません。相手の視点と相手の言葉の意味を、もう少し時間をかけて検討する必要があります。
納得できたのであれば、その批判はメリットになるはず。納得できないのであれば、自分にとって無意味な批判であり、受け入れる必要はありません。
このように、批判に強い人はその質を見極め、自分基準で採用を決めています。1つ1つの批判がその力を養う機会になります。批判を受けたときは、上記の4ステップをぜひ試してください。
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