今回は、ある恐ろしい心理学実験について書いてみたいと思います。
わたくしは仕事のかたわら、心理学を学ぶ大学生もやっています。
そのため今回は、ギャグはありません(多分、もしかして、おそらく、そうかもね)
☆ ☆ ☆
この実験はアメリカで、スタンレー・ミルグラムという心理学者によって1960年から63年にかけて行われた
「服従実験」
と名づけられたものである。
または、ナチスで多数のユダヤ人をガス室へ送って殺害した、アドルフ・アイヒマンの名前を取り
「アイヒマン実験」
とも呼ばれている。
実験の概要はこうである。
Aと言う実験参加者
Bと言う教師役
Cと言う生徒役
この3人が一組となって行われる。
実はBとCの二人はサクラで、いわば仕掛け人。
Aだけが、この実験の真実を知らされていない。
生徒役のCはイスに固定され、手首には電極が付けられている。
そして教師役のBがCに問題を出す。
生徒役のCはわざと間違った答えをする。
そこで教師役のBは、何も知らない実験参加者のAに対して
「Cに罰を与えるため、電流を流せ!」
と命令する。
電流装置には、15ボルトから450ボルトまで30段階の表示がされている。
そしてその横には、電気ショックの目安となる、次のような言葉が書かれてある。
15ボルト 「軽い電流」
195ボルト 「強烈な電流」
375ボルト 「危険」
435ボルトを越えると 「✕✕✕」だけの表記
このような感じだ。
この実験、実際には電流は流れないのだ。
(Aだけはその事実を知らない、つまり実際に電流が流れると信じている)
そして生徒役のCは押されたスイッチによって、次のような異なった演技をしているだけだ。
120ボルト 苦痛を訴える
150ボルト 「部屋を出してくれ、これ以上は続けない」との叫び。
315ボルト 激しい絶叫。
330ボルト 「心臓がおかしい」との叫び。
そしてこれより高い電流では、声も聞こえず反応も無い状態になる。
実験参加者のAがスイッチを押すことに躊躇すると、教師役のBは
「続けなさい!」
とうながす。
☆ ☆ ☆
実はこの実験は
「人は権威者から良心に反する命令を受けた時、どこまで服従するのか」
を調べるものであった。
この実験を取り行った、心理学者のミルグラムは最初
「人間には良心があるのだから、最大の電流までスイッチを押す者はいないだろう」
と予測していた。
ところが、実験参加者40名のうち25名(実に62・5%)の者が、最後の450ボルトまでのスイッチを押したのだ
もちろん、電流が流れていると信じた上での行為である。
この実験は
「善良な一般の者でも、状況によっては恐ろしく残虐になってしまう」
ことも証明した。
何の罪もない人(ここでは生徒役のB)に、Aは最高ボルトの電流までの、残虐な選択を行ってしまったわけだ。
人は誰しも、心の奥底に、「悪魔」を飼っていると言ってもいいかもしれない。
普段は、理性、正義、倫理観、道徳心、善意、博愛・・・・
そのようなもので抑えつけている悪魔の心が、いったんその規制を外れると、制御不能になって暴れだしてしまうのだ。
これは恐ろしい話である。
☆ ☆ ☆
で、この日記の結論をここで述べてみたい。
わたしが総じて言いたいことは、
『悪魔の心の壊滅的な暴走は食い止めたい』
けど
「美魔女との心ゆく快楽的な妄想は食い込みたい」
ということだ。
「最後はダジャレ落ちかい
![[exclamation]](https://img.550909.com/emoji/ic_biccuri.gif)
」
「ギャグとかまったく余分やし
![[exclamation]](https://img.550909.com/emoji/ic_biccuri.gif)
」
と言うツッコミがきそうなので、今回はこのへんで。
わたくし、日記にギャグを入れないと、心理的葛藤にさいなまれてしまいますもので(笑)
ここで紹介した、ミルグラムの心理学実験に興味がある方は
「服従の心理(河出書房新社)」
を図書館などで読んでみてください。
また心理学の面白い話、機会を改めてお話しいたしましょう。
ほなまたね。
コメント
2017/10/02 20:05
32. >>31 わかなさん
こんばんは(*^ー゚)ノ
そやねん。
本当の強者っていうのは、優しさに裏打ちされているもんやからね。
乱暴なだけの人間は、強いって言わないもん。
ぜひ服従させてくれる、強さと優しさを持った男と出会ってや。
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2017/10/02 19:51
31. こんばんは〓
権力を持った人間ほど、周囲に対して優しくし思いやりを持って欲しいものですね。
それと気づかず(或いはそうわかっていて)発する言葉や態度は時に凶器にもなりますから。
でも…オトコとオンナの間では
時には服従させられてみたい(〃ω〃)
なんて、すでに私崩壊してるかもしれません( ̄▽ ̄;)
返コメ
2017/10/02 17:33
30. >>27 ミワ/また1週間始まった(☆。☆)さん
お、鋭い着眼点だね(^o^)丿
まさにそれ、最新の心理学では、国別の心理みたいな研究も盛り上がっているねん。
今までは欧米の研究が多かったんやけど、アジアとかはまた違うんじゃないかって言われていたりする。
いずれにしても、拳銃が簡単に買える国とかは住みたくないよな。
日本人で良かったよ(^_^)v
返コメ
2017/10/02 17:29
28. >>26 ニャンタさん
お疲れ ^^) _旦~~
さすがよく勉強しているなあ。
人間にとって環境の大切さっていうのがよくわかる。
古い言葉で「氏と育ち」っていうのがあるけど、育ちの部分が環境にあたるんよ。
俺もさらに勉強するで!
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2017/10/02 14:12
27.
この実験を、全世界でしたら
意外と変わってくるかもよ(^-^)
外国人は、拳銃を持てる国で
人を殺す事を何とも思わない!
けど、日本は死刑すら無くそう
と、色々と論争するくらい死には
うるさい国だから(。>ω<。)
返コメ
2017/10/02 10:31
26. おはようございます。
赤ちゃんを愛情無しに、ただミルクを与えオシメを取り替えるだけでも育つのか、ってのもあったなぁ。
学生に看守役と受刑者役での実験、もあったなぁ。
全て日記にあるような結果だったね。
心理学を幸せの為に、生かしておくれ!
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2017/10/02 7:20
25. >>24 ちゅろ
じゅん〓さん
おはよう(^o^)/
とても良い着眼点だね。
実はこの実験「非人道的」とも非難され、今ではできなくなっているからそっくり対比はできないんだけど
でも角度を変えたその後の実験でも、同じようなデータが出たらしいんよ。
例の国は、なんであんなに国民が抵抗もしないんやろか。
服従をこえて、洗脳されまくっているからやないかな。
産れた瞬間から、マインドコントロールが始まっているらしい。
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2017/10/02 7:12
24. おはよう。
今の世の中なら同じような結果出るんかな?
教師が以前なら高く崇拝されてたから、服従したのかもと思ってしまう。
今は威厳感が下がってるかな?
それとも痛みは平和ボケで感じない。
北朝鮮に例えると、かりあけくんが教師だと怖いでしょう〓Aでもなお怖いと考えてしもうたわ。(。>д<)
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2017/10/02 6:35
23. >>21 ででぽぽ[多忙につき留守がち]さん
それだけ人間は、周りの状況に支配されてしまう生き物やという証拠やな。
┐('~`;)┌
そうそう、霊は驚かすだけやが、人間は騙したり欺いたりもする。
一番恐ろしいのは人間、同意やな。
魔除けのお札貼っても、お経を唱えても退散しないからさ(笑)
返コメ
2017/10/02 6:31
22. >>20 金子さん
おはよう(*^ー゚)ノ
飯島直子の行方は、心理学やなく興信所の担当やな(笑)
ファンやったんかい?
心理学の話はマニアックやけど、喜んでもらえ嬉しいよ。
また紹介するから、お楽しみに(^-^)/
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