久しぶりに「犯罪と人権シリーズ」を書きたくなった。
このシリーズはショッキングな描写も出てくるので、嫌いな方苦手な方はこの先をご遠慮ください。
★ ★ ★
日本は法治国家である。
死刑制度は国が定めた正当な法制度だ。
内閣府の世論調査では、国民の8割強が死刑制度を容認している。
ところが世の中には死刑制度に反対をし、犠牲になった被害者より加害者の人権ばかりを声高に叫ぶ連中もいる。
思想信条は人それぞれだけど、もし自分の愛する家族、恋人や友人が犠牲になっても同じことを言うのだろうか。
「うちの家族が無差別の通り魔に襲われても、自分は加害者の人権の方が大切だから死刑には反対する」
そこまで言い切る者がいるなら、俺は何も言わない。
しかし死刑制度廃止を訴えてきた「人権派弁護士」が、自分の家族を殺され死刑制度の賛成派になった例もある。
「人はわが身に降りかかって初めて気づくことが多いのだ」
昔法律を勉強していたころ、裁判の傍聴にもよく足を運んだ。
そこでこんな刑事裁判があった。
俺が「死刑制度は絶対に必要だ」と確信した裁判だ。
★ ★ ★
被告は60代の男性。
これまで窃盗、詐欺、傷害、婦女暴行・・・様々な犯罪を重ねて人生の大半を刑務所で過ごしてきた人間だ。
その男は出所後、1週間もたたず殺人を犯した。
そのような人間だから、まともに働いて金を稼ぐとか人生をまっとうに生きるとかいう考えがまったくない。
そこで手っ取り早く盗みで金を得るため、アパートへ侵入した。
運悪く若いお嬢さんが家で寝ていた。
男は台所にあった包丁でそのお嬢さんを刺した。
さらにおぞましいことには、包丁が刺さり瀕死の女性を強姦しようとまでした。
(行為は遂げられなかったようだが)
奪われたわずか数千円の金と引き換えに、被害者の女性は命を奪われた。
男が盗んだ金は博打であっさりと消えた。
俺は思った
「こんなやつは死刑以外ありえないやろ」
男は裁判では機械的な口調で
「反省しています」
を棒読みで繰り返す。
貧乏が悪い社会が冷たいから犯罪をした、と言い訳にならない言い訳をした。
読経して被害者の冥福を祈っていることを付け加えた。
これが自分の償いだと。
「笑わせんなよ」傍聴していた俺は血が逆流してくる思いだった。
読経して失われた命が蘇ると考えているのか
被害者のお母さんは、憔悴しやつれきった顔で死刑を願っていた。
被害者の婚約者は、固く握りしめた拳を震わせながら極刑を訴えた。
で、判決はどうなったか。
被告の男性は死刑とはならず懲役刑ですんだのだ。
この男、何年かして出所したらまた犯罪を犯すだろう。
そしてまた罪のない人が犠牲となる。
世の中には犯罪を犯すためだけに生きているような魔物がいる。
★ ★ ★
その時俺は悟った。
この国の司法はいかれている。
被害者側の人権はあっさり踏みにじられ、加害者ばかりが優遇される。
甘っちょろくて腐臭のする世界だと。
更生だ教育だという前に、人はやったことに対して罰を受けなければならない。
無慈悲な殺人を犯した者は、自らの命も絶たれなくてはならない。
傍聴を終えた俺は、やりきれない思いで街を歩いた。
どこかの人権団体が
「刑務所の改善要求」
みたいな署名活動をやっていた。
配られたビラには
「冷暖房完備」
「選択メニューの食事」
「プライバシーを守れる個室空間」
「娯楽や自由時間を増やす」
などの戯言みたいな要求が書き連ねてあった。
刑務所をホテルにでもするつもりか
俺は手渡されたビラを真っ二つに引き裂き、地面に叩きつけた。
世の中「エセ人権」で溢れかえってぶっ壊れているわ。
コメント
2018/05/01 11:57
66. >>65 小松崎 蘭さん
死刑判決が確定したら、法律上は6か月以内に執行という決まりがある。
ところがもう10年以上は放置されているよね。
これじゃあ犠牲者はうかばれないよ。
いったいこの世に正義があるのか、そう問いかけずにはいられない。
犯罪者だけが甘い汁を吸って高笑いしているわ。
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2018/05/01 11:34
65.
地下鉄サリン事件・松本サリン事件 そして諸々の事件
あの松本死刑囚が未だに刑を執行されていない。
全ての受刑者が私たちの税金で生きている。
三食 雨風をしのげる場所が保証されている。
全く理解出来ません。
残忍な殺され方をした被害者と同じような形で死刑にして欲しいと思います。
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2018/04/30 18:08
64. >>63 ででぽぽ[多忙につき留守がち]さん
仇討ちってそんなに難しかったんか。
これは知らなかった、勉強になったよ。
凶悪な殺人者は税金で栄養のある飯を食わせてもらえる。
被害者遺族への救済は薄っぺらい。
なんやろなこの歪んだ構造。
本末転倒とはこのことやな。
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2018/04/30 16:02
63. 犯罪者に優しい国 日本
残虐な殺人鬼にとーっても優しい国 日本
刑務所でぬくぬく……冷暖房とか3食付きとか
ボ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ケェ!!!!
江戸時代の仇討ちをちょっと調べたら、何と!
目上の親族(親、兄とか)しか許されないんだって
しかも、めんどくさい順序や申請許可が必要で
やり遂げる人は数%、50年かけてやっと!
という人も居た(女性)
娘がどんなに弄ばれて、残酷に殺されても
親は娘の仇を討てなかった…
だったら!それ相応の刑罰をやらないと
納得できないよ!(`Δ´)!
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2018/04/30 6:03
62. >>60 Miku(非公開フォローお断りです)さん
裁判の傍聴でね、被害者遺族が
「犯人が生きている限り残された私たちはずっと苦しんでいかなければならない」
と涙で死刑を訴えるのを聞いたんよね。
その時、この人たちの無念を晴らすために死刑を執行しなければならない、そう確信した。
誰かがやらないとならない、それは個人でできない以上、国がやるしかないんだね。
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2018/04/30 5:30
61. 少年法廃止は賛成です。
返コメ
2018/04/30 5:27
60. うーん、難しい問題です。
自分の身近な人が殺されたら、
その犯人は死刑でも足らないと思うだろうなぁ。
と思います。
でも、たとえ国家だとしても
どんなに極悪人だとしても
人が人の命を奪ってもいいのかなぁ
と思う気持ちも少しあります。
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2018/04/29 9:58
59. >>58 紫陽花まる子♪♪さん
コメントありがとうございます。
まったくもって同意見で、このシリーズでは
「少年法廃止」
も強く訴えてきました。
未成年だから許されるとか、おかしな話です。
返コメ
2018/04/29 9:34
58. 同感です
何なら少年法もクソ喰らえと思ってます!!
返コメ
2018/04/28 21:58
57. >>56 アルフ(アルフレッド)さん
裁判員制度を初めとする司法改革も、まだまだ成熟には程遠い。
さらに議論を深め、被害者救済のための司法としての改革を期待したいと思います。
異なる視点からのご意見、勉強になりました。
ありがとうございます。
返コメ