[!!] セミヌードのお客が飛び込んできた
70代以上  大阪府
2018/07/30 5:44
[!!] セミヌードのお客が飛び込んできた
 
『チャーシューお土産にもう少し揚げます』

あらら、暑さで変換ミスしてもうた[あせあせ(飛び散る汗)]

「暑中お見舞い申し上げます」 



★ ☆ ★ ☆

わてはクーラーを極力使わない生活を心がけております。
冷え冷えするのはギャグだけで充分。


そんなわけで先日の昼間、窓を全開にしながらオカルト雑誌「ムー」の心霊体験談などを読んでおったわけですよ。


すると、うなり音をあげて何やら黒い物体が窓から部屋へ飛び込んできたんや。
「すわ、火星人の襲撃か? 某国のミサイル攻撃か?」
あわてて枕を頭に被って震えていた。


ジー ジー ジー[!!][!!]
けたたましい音が部屋中に反響する。

よく見たらなんと、蝉である。
なんでまた蝉がわての部屋に飛び込んできたのか理由がわからへん。


脱皮した蝉やから
「セミヌード」
という今回の日記のタイトルは、あながち間違いやござんせんでしょう。

おっと、非難のツッコミが浴びせられそうなんで先に謝っておきます。
「蝉ませんでした、あんまし蝉ないでください」


そんなギャグはどうでもええか(笑)
蝉の話ね。



★ ☆ ★ ☆

外へ逃がしてやろうとしたら羽をバタバタさせて、さらに鳴きまくる。
しばらくするとおとなしくなる。

また触るとジージージー[!!]
すさまじく鳴く。


そのままにしておいたら特に問題がないので、様観とする。



しばし時間が経過。



再び覗き見ると、なんやら弱ってきた様子。
指先で触れても鳴き声に力がない。


「このままでは死んでしまうやん、なんとかせねば」


いくらわてが介護福祉士やケアマネの有資格者とは言えども、蝉の介護などは勉強したことがない[あせあせ(飛び散る汗)]
そこでネットで「蝉の適切な介護」を検索するも、そんな情報はヒットしない。


唯一わかったのは、蝉は樹液を吸って栄養にしていることくらい。
とうぜん樹液などうちにはない。

そこでティッシュに砂糖水をひたして蝉の横へ置いてみた。
吸っているのか舐めているのかよくわからんが、蝉がゴソゴソとしだす。


しばらくすると
「フッカーツ」とばかりに、蝉はまたデカい声をあげ始めた。

そして部屋から元気よく羽ばたいて飛んでいった。


安堵の気持ちと、一抹の寂しさが胸に去来する・・・




★ ☆ ★ ☆

仕事の休憩時間、ポテチをぼりぼり食べながらこの話を聞いていた毒舌美人の後輩は、カンラカンラと大笑い。
「蝉の介護とかめっちゃウケる~。でもよかったですね、落ち武者の幽霊が出るって噂の部屋に、ようやく生きた友達が訪ねてきたんやね」


「訪ねてきたって、蝉やんけ。それとそんな幽霊は出ーへん。血まみれでお経をよむ坊さんはたまに出現するが・・・」
そう、うちのマンションは訳アリ物件である。


「それも怖いですって。そんな不気味な部屋、とっとと焼き払った方がええわ」

「あほ、放火犯でつかまるがな[!!] ま、住めば都言うしな」

「そんなんぜんぜん都ちゃいますやん。あ、ポテチ一枚だけ食べます?」
後輩にツッコまれる。



「でもねせんぱい、もしかしたら蝉が恩返しに小判とか持ってきてくれるかもね、ウフフ」

「小判とかもらっても、今の時代に使えんしなあ・・・」
小判より大判焼きの方が嬉しいが。



「そしてせんぱいと蝉さんは同棲を始めるわけね。でも『絶対に部屋をのぞかないでください』って言われて、ある日こっそり覗くと蝉が機織りしてるねん。せんぱいは約束を破った罰で氷漬けにされてしまう。ああ、なんてかわいそうなせんぱい、シクシク」

「ナンデヤネン! それ傘地蔵と鶴の恩返しと雪女の話をリミックスしただけやろ」
おちょくられた報復に、近くの消毒スプレーを後輩の頭にシュッシュしてやった。


「なんてことをするんですか! も~おとなげない。あたしね、せんぱいが幸せになれるよういつも祈っているんですよ」
その言葉に、少し心がほんわかする。


「それホンマか?」

「大嘘です」


ちっ、この女いつもわてをいたぶる疫病神である。
飯はたかられるし、自分の仕事用のジャージまでわてに洗わすような、とんでもない悪魔なのだ[あせあせ(飛び散る汗)]

わてのストレスの99%は、まちがいなくこいつのせいと言える。


なおも目をギラギラ輝かせ
「でもせんぱ~い、蝉を助けたおかげで幸運が起きたら教えてくださいね」

「教えてどないすんねん?」



「奇跡体験アンビリバボーの感動話に投稿して、ごっそり謝礼をもらうねん」
ニタニタほくそ笑む後輩。

「こんな話ぜったいにボツやろ。それにこれは俺の体験談や。なんでおまえが投稿すんねん」



「もちろん先輩には、お礼に3%くらい分けてあげますって」

「とほほ、3%って、消費税の導入の時の税率かいな」



「消費税導入って、いつの時代の話ですかあ?」

「平成元年やったかな」
確かそう記憶している。


「あたし、まだ生まれてなかったし~」
そしてまた、カンラカンラと笑うムカつく後輩であった。


うちのウザい後輩こそ、蝉の幼虫みたいに地中で7年くらい暮らしてほしいと思った。 
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コメント

70代以上  大阪府

2018/07/30 11:39

8.  >>6 黒焦げの獅子王さん
蝉でバルタン星人を連想するんは、我々の世代の特徴やな(笑)
セーターを頭からかぶってジャミラをやったりとか、カレーのスプーンでウルトラマンに変身しようとしたり。
('◇')ゞ

ケムール人はちょっと不気味すぎるで。
メトロン星人くらいならちゃぶ台をはさんで会話できるけど。

あ、うちにちゃぶ台なかったわ・・・

70代以上  大阪府

2018/07/30 11:36

7.  >>5 月光さん
おはようサマー(*'ω'*)

待て待て、蝉がからかいにきたんかいな(笑)
命の恩人やで・・・とは蝉は考えていないわな。
(;^_^A

うちの後輩ね、仕事はとてもできるんよ。
だからそこは評価するんやけど。
先輩を先輩とも思っていない態度がねえ・・・

でも強く言えない情けない先輩が俺なんやが(笑)

60代前半  福岡県

2018/07/30 11:20

6. 弱ったバルタン星人を優しいウルトラマンガロンが助けてあげた話ね(笑)

(V)o\o(V) (V)o\o(V) (V)o\o(V)ヴォホゥホゥホゥ~(笑)

訳あり物件なら、そのうちケムール人が襲来するかも(笑)

月光[退]
50代半ば  宮崎県

2018/07/30 8:44

5. おはようガロンさん(⌒‐⌒)

蝉が助けを求めて来たんですね~寿命短いって言うから死ぬ前にこいつからかって・・いえいえ、甘い砂糖水でもって(笑)

後輩さん愉快ですね~頭回転速いし、施設の方々と楽しくやってそうですね♪

迷走台風が九州に居座りそうです。
台風に負けずに今日も元気にいきましょう♪

70代以上  大阪府

2018/07/30 6:57

4.  >>3 Augusutさん
おはようさん(*^^*)

砂糖水が効いたのかどうかは謎やな。
案外「こんなもん飲まされたらかなわん」って逃げていったのかも(笑)

しかし危機一髪やったね。
同じ蝉でも、事故を誘発する蝉は危ないわな。
その体験談、アンビリバボーにおくるので、採用の時は謝礼の8%おくれやす(笑)

40代前半  東京都

2018/07/30 6:51

3. おはようございます。
砂糖水を吸って復活って…カブトムシみたいなセミですね~[泣き笑い]
セミと言えば1~2週間ぐらい前の土曜日の夕方に出掛けてたら死んだと思ったセミが死に抵抗したのか…?急に大きな声で鳴き出して、自分と隣に自転車で走ってたお兄ちゃん(道路の端っこを走るようなカンジでした)の目の前を横断するように飛んで行ったのを思い出しました。
夏の風物詩のセミとは言え、自転車で走ってたお兄ちゃんを自動車と衝突事故させるトラブルメーカーになる場合がありそうだね~…と、ふと思いました[表情(嬉しい)][あせあせ(飛び散る汗)]

70代以上  大阪府

2018/07/30 6:42

2.  >>1 [桜]もも[桜]さん
おはようサマー(*'ω'*)

ぜんぜん仲良くないねんで、ほんま天敵なんよこの後輩は。
そのストレスで、確実に俺の寿命は縮んでいる・・・

蝉の寿命も短い、助かって良かったよ(^^)

70代以上  東京都

2018/07/30 6:38

1. 爆!ガロンさんおはようございます[わーい(嬉しい顔)]相変わらず後輩さんと仲良しですねー(╹◡╹)蝉レスキューしてグッジョブ!(╹◡╹)

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