コロナを予言していた映画を観て、神を考えた
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コロナを予言していたと話題になった映画
「復活の日」
を何年かぶりに観た
この作品は、1980年に上映された、角川映画
小松左京の重厚な原作を、深作欣二が監督した名作だ
これまで何度か観たが、久々の視聴
人類を死滅させるウイルスにより引き起こされたパンデミック
残された人たちの復活と再生を描いた作品である
★ ☆ ★ ☆
ストーリーには強引な展開もあるし、これは女性蔑視ではないかとも思える部分もある
それでも、これまで何度か観ていても、あらためてグイグイ引き込まれて行った
日本映画が光り輝いていた時代にふんだんに金をかけた作品
実際に南極をはじめとして、世界各地へロケも行った作品だから、力強さが充満に溢れている
何より出ている役者がいい
草刈正雄
渡瀬恒彦
夏木勲
緒形拳
千葉真一
・・・
男くささと、暑苦しいまでの熱気でムンムンしている
(オリビア・ハッセー、多岐川裕美の女性陣も素晴らしい)
今時の、あっさり塩系のイケメン俳優には出せない濃厚な味わいだ
濃縮〇十倍の背脂がギラギラしたような濃さというかな
(たとえがラーメンみたいで分かりにくいか 笑)
「男くさい」とかいうのは今では死語になっているかもしれないが、これがいいんよ
過去の良い作品をリメイクしても、そのほとんどが失敗する原因の一つにはこれがあると思う
昔の役者のような重厚さを出せる俳優が、今はほとんどいない気がするから
あとはデジタルでは出せないフィルムの陰影の美しさとかもあるな
CGを多用すると立体感が無くなり、薄っぺらくなってしまうからね
★ ☆ ★ ☆
この作品では、深く考えされられる哲学的な印象深いシーンがいくつかある
(以下、作品の内容に若干触れていますので、この部分を知りたくない方は、次の★☆★☆までスキップしてください)
廃墟となった教会
へし折られ横倒しになっている神(キリスト像)に向かって、草刈正雄演じる吉住が問いかけるシーンがそれだ
あなたは何をしているのですか
そんな所で一人で・・・
答えてくれませんね
ではいつまでもそこに寝ていなさい
何の救済もしない神に、吉住は悲しみと怒りで問う
「神は死んだ」
は哲学者ニーチェの名言だが、神の不在、あるいは神の敗北を語っているかのような象徴的なシーンである
「この世に人類を救済してくれる神など存在しない」
その現実を突きつけられているような気がする
★ ☆ ★ ☆
現在の世界の様子を見ても、けっきょく神という存在は無いか、あるいは無力か、それともまったく無関心か
そう考えずにはいられない
・神を信じる有神論
・神を信じない無神論
・神を考えない不可知論
いろいろな立場がある
今のコロナ禍において、救いはどこにあるのか?
神は、宗教は、その答えを提示することができるのか?
あなたはどう考えるだろう
この世に神はいるのか、いないのか・・・
復活の日を再視聴して、あらためていろいろ考えさせられたしだい
★ ☆ ★ ☆
この映画のテーマ曲
ジャニス・イアンが歌う「ユー・アー・ラブ」
これがまた素晴らしいんよ
物悲しい旋律にのせて、復活と再生を静かにそして力強く歌い上げている
興味のある人はぜひ、聴いてほしいな
最後にその歌詞を一部掲載しておきます
(原曲は英語とフランス語)
今の時代にも通じるメッセージがこめられていると感じる
コロナの一日も早い終息を願いながら・・・
★ ☆ ★ ☆
それはいつ?
そこはどこ?
なぜその道を?
人々はどこに?
その時が来れば、あなたに会えるから
愛しい人よ、希望を捨てないで
あなたは太陽を導く輝く星
その日を迎えるまで
私にとって遠い空に輝く星だから
たとえ闇に包まれても
あなたが月明かりとなってわたしの道を照らしてくれる
愛しい人よ、希望を捨てないで
再び歩き出すのに遅すぎることはない
遅いなんてことはありはしない
あなたが去って空が暗くなっても
遅すぎることなどない
残された時間、私はここにいましょう
だから愛しい人よ、希望を持ち続けて
ジャニス・イアン 「ユー・アー・ラブ」より
コメント
2021/05/08 8:02
8. >>7 fragranceさん
角川映画っていろいろ批判もされるけど、間違いなく日本映画の黄金期を作ったのも間違いないよね
良い原作をきっちりと脚本化し、素晴らしい役者や監督をそろえ、映画職人のスタッフが制作する
これで面白くならないわけがない
(*^^*)
ウイルスが人間を進化させてきたという説がある
今の時代が、おおきなターニングポイントになるのかもしれないな
汚れた英雄は、ローズマリーバトラーの、ノリノリのサウンドも良かったなあ
返コメ
2021/05/08 7:47
7. 昔観ました。人類存続の為の儀式やら見えない敵を前に成す術もない人間達。角川映画は作品は良かったですよね。子が日露戦争を描いた作品を観ていた時に台詞でなく顔と瞳で役者が乃木希典になっているのを観て確かに…昔の日本映画には世界と張れる面構えと物語があったと過去形が悲しみを覚えました。神の存在もですが人間は本能だけで変化して存続してきた動物より欲望みたいなものに支配され進化を止め疫病蔓延に太刀打ちできない現在なのかも。など思います。小松左京深作欣二。好きです。ついでに汚れた英雄も
返コメ
2021/05/08 7:17
6. >>5 まさゆきさん
おは洋菓子も食べてね(@_@)
そうそう男くさいって、いまでは加齢臭みたいに思われる
それならわても、人の3倍は振りまいているが(笑)
むかし、髪は長い友達、ってCMがあったけど
去り際や散り際もまたあっさりしてる
「シェーンカムバック」
とはいかんね
返コメ
2021/05/08 7:11
5.
おは洋画も観てね(≧∇≦)
奇しくも俺と同じ映画寝た←ネタの日記アップ
どちらの映画の共通点は
男クサイ 人はそれを加齢臭と言う………
アナタハ カミヲ シンジマスカ(-ω- ?)
ワタシハ コウトウブノカミガ アリマセン
(´・c_・`)
やっぱり映画っていいですよね
では
サヨナラ サヨナラ サヨナラ
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2021/05/08 6:50
4. >>3 マリネさん
まい丼(*^▽^*)
うん、パンデミックの恐ろしさだけやなく、
それを越えたところにある人間ドラマが素晴らしかったな
草刈正雄は、今は渋い役者になったけど、当時の男前っぷりは他に類をみないって感じやな
今の時代にはいないタイプやな
昭和の時代の二枚目ってのがピッタリくる
返コメ
2021/05/08 6:44
3. おはよガロ兄ちゃん(●´∀`●)
この映画まえにお兄ちゃんがどこかで言ってたから
みたみたみたよ
すっごくこわかったけど
さいご(TДT)泣きまくったわ
草刈さんかかっこよすぎ(人´ з`*)♪
返コメ
2021/05/08 6:10
2. >>1 蚊.さん
おはよう((^-^)
もう胸やけのしそうなくらいの男くさい役者たちが
ホルモンをまき散らせて演じている
これだけでも見ごたえがあるよ
コンティジョンも観たいね
妻夫木の感染列島はいまいちだったけど・・・
返コメ
2021/05/08 6:06
1. おはようございます。
実はまだ見てないんだよ。
自分はコンテイジョンをおすすめ!
まんまコロナだから。
返コメ