[さくらんぼ] セミヌードに突入され同棲する[マル秘][黒ハート]
70代以上  大阪府
2022/07/08 6:29
[さくらんぼ] セミヌードに突入され同棲する[マル秘][黒ハート]
☆ ★ ☆ ★

夏が来ると、毎年とんでもない珍客がある
今年もやっぱり訪れた

「セミヌード」の来客だ


そう、蝉(セミ)がうちに飛び込んくるのだ

蝉は当然服を着ていないから「セミ・ヌード」だ
日記のタイトルは釣りでもなんでもなく、客観的な事実である


猛暑だからか、蝉も、少しでも涼しいところで過ごしたいのかもしれない
いきなり部屋へ突入してくる




☆ ★ ☆ ★

しかしコヤツは、壁に貼りついて動こうとしない
外へ出そうとして触れたら、凄まじい声を出して鳴く

「いやよ、アタシに触れないで、このセクハラおやじ」
そんな抵抗だ


部屋の中に蝉の声が鳴り響く

【撞鐘(つきがね)も 響くようなり 蝉の声】
  ↑
松尾芭蕉の俳句を彷彿させる


まあ、おとなしくしてくれれば別にいい
害になったりしないし




☆ ★ ☆ ★

仕方ないので、外へ出すことは諦める

ティッシュに砂糖水を浸して、それをふるまってやる
すると蝉は、砂糖水をチューチュー吸っておとなしくなる

せっかくなので名前をつけてあげよう
「蝉村セ美」がいいかな


こうして、顔が「クドイ、濃い、コッテリ」の3Kのオッサンとセ美との、不可思議な生活が始まる

とはいえ、ベタベタイチャイチャするわけではない
時おり話しかけてみるが、返事もない

遠からず近からずの距離を保っての関係だ
人間と同じく蟬との間も、距離感が大切だと思う




☆ ★ ☆ ★

セ美との妖しい同棲生活が続く

考えてみれば、蝉は何年も生きることはない
地中から出てワンシーズンと聞く

だから、毎年やってくるのは違う蝉なのだが、なぜうちに訪れるのだろうか?

「あそこの家にいくと砂糖水にありつけるぞ」
みたいな、蝉同士で情報の共有があるのかもしれない

「♯砂糖水」みたいにハッシュタグが付けられ、蝉のSNS界で拡散されているのだろうか

SNS=セミ・ネットワーク・サービスの略なのかもしれない




☆ ★ ☆ ★

何日かするとセ美は、砂糖水だけの貧乏暮らしにうんざりしたのか、ブ~ンと飛び去っていった
置き土産にオシッコをひっかけて・・・

ホッとした気分と、なんだか寂しい気持ちが入り混じる

そしてまた、侘しい一人暮らしの生活が戻ってくる


おとぎ話の世界なら、そのあと蝉が、大判小判に米俵なんぞを持参して恩返しにやってくる

しかし、そんな展開は現実には存在しない
せいぜい抜け殻を残すくらいだ

現実とファンタジーの世界は違うのだ




☆ ★ ☆ ★

「蟬ではなく、セミロングの髪でセミヌードの女性が訪れてくれたらいいのに」
そんなことを思うこともある

セミプロでもかまわない
セミシングルのベッド上で、セミ(せめ)まくり鳴かせてあげるのに

ただし、黄金水(オシッコ)をひっかけるのはやめて欲しい
そういう趣味は、わたしには無いから

しかし、そのような来訪者は皆無である
現実と妄想の世界もまた違うのだ




☆ ★ ☆ ★

この蝉の話をすると
「亡くなった親しい人が、蝉に姿を変えて会いに来てくれたんだよ」
とか言われたことがある

いくらなんでもそれは叙情的すぎる気がするが


百人一首で有名な蝉丸の短歌が、ふと思い返される
  ↓
【これやこの 行くも帰るも わかれてはしるもしらぬも 逢坂の関】

出会いと別れ
それが人生の本質なのかもしれないな、とは考えるけどね
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コメント

70代以上  大阪府

2022/07/08 10:52

13.  >>12 小松崎 蘭さん
もともと日本語は、奈良時代のヤマト言葉に漢語が入ってきた
明治以降に言文一致が起き、戦後はドッと英語が加わった
時代とともに変遷してきたわけだけど、今はネット用語が浸食している

これを時代の流れと好意的に取るのか、乱れと取るのか
言葉は生き物だけに、判断は難しいとこがあるね

70代以上  長野県

2022/07/08 10:29

12.  >>10 力″ 口 ンさん
スラング
調べてみた なんとなく分かったんでOKです(^_-)

70代以上  長野県

2022/07/08 10:23

11.  >>10 力″ 口 ンさん
スラングって何?

片仮名も全く解らん
雰囲気で解った気になって使っている人も大勢いるんだろうなぁ
日本語だと理解しやすいから敢えて片仮名使って煙に巻いているんだろうね 政府のお偉いさんは┐(´~`;)┌

70代以上  大阪府

2022/07/08 10:15

10.  >>9 小松崎 蘭さん
それ分かるわ
時の政府からして、まん延防止を「マンボウ」なんて略してたもんな

あと、ネット用語がどんどん日常に侵食してくるのも考えもんやで
「ディスる」なんてふつうに使われてるし

スラングっていうのは隠れて使うから隠語なんよ
それが表舞台に堂々と出てくると「違うよな」って感じるわ

70代以上  長野県

2022/07/08 9:47

9.  >>4 力″ 口 ンさん
私ね美しい日本語がね短縮されるの嫌いなのよ
例えば
『あけおめことよろ』こんなん最悪
一年の始まりに使わないで欲しいのよ
メールが普及して文字数の関係で短縮したって心境は分かるの
でも私は理解はしていても許せない
10代の若者ならまだしも
30代40代…いい大人が嘆かわしい

はずっ!とか むづっ!も嫌い
最近のドラマタイトルの短縮も嫌い

70代以上  大阪府

2022/07/08 8:08

8.  >>7 かよさん
おはようサマー(*^_^*)

なんか不思議なんやけど、毎年飛び込んでくるんよ
きっと何か意味があるような気がしてね

部屋の中でずっと鳴かれたら、さすがにたまらないけど
触れなければおとなしいから、別にいいかって(笑)

優しいというより、性格が大ざっぱなのが災いしてるのかもね
窓を開けっ放しにしておくのが、いちばんの問題かもしれんな
('◇')ゞ

50代半ば  大阪府

2022/07/08 7:46

7. おはようございます。(^ー^)
蝉がベランダの網戸にくっついて鳴いていた事はありますが、部屋の中に入って来た事はないので、ガロンさんが蝉に砂糖水をあげている姿を想像して、なんて優しい人なんだろうと思いました。ベランダの網戸にくっついた蝉はすぐ追い払う人です。だってうるさいんだもん。蝉が鳴くと暑さが倍増するような気がしていよいよ夏本番だなぁと、ちょっとウンザリしてしまいます。そんな人間だから、ガロンさんの蝉に対する優しさに驚きしかありません。

70代以上  大阪府

2022/07/08 7:36

6.  >>3 まさゆきさん
おは昆虫!( ^)o(^ )

そう、蝉しか相手にしてくれないんよ
「蝉しい(さみしい)」

恋愛セミナール
行ってみたいぞ
なんか人生が変わりそうで

だけど、7年耐えて一週間だけ成就する
みたいな感じになりそうやね

70代以上  大阪府

2022/07/08 7:34

5.  >>2 マリネさん
おはよっこらしょ(^^)/

なるほど
年に一度だから七夕みたいなものか
蝉が織姫なんやな

どっちかというと、七夕でなくバタバタしているけど
(;^_^A

今度、蝉に関するセミナーを開いてみたいね

70代以上  大阪府

2022/07/08 7:31

4.  >>1 小松崎 蘭さん
おは養老乃瀧(^^♪

おおきに
本の虫に褒められると、ひとしお嬉しいね

持ち上げるなら、成層圏を越えてお願いしたい
さすれば重力で落ちることもないので

日本語はね、世界でいちばん美しい言語だと思うんよ
ヤマト言葉の柔らかさ、助詞や助動詞によって千変万化する柔軟さ
こんなに「たおやか」な言葉はない、というのが持論である

わては、顔が暑苦しいだけあって、暑さには強いよ(*^-^*)

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