13年前ワクワクで行われた、大規模【絆プロジェクト】
毎年3月に、この日記をアップしています
東日本大震災
あの時、このワクワクメールで何が起きていたのか?
それを、出会い系サイトにいる一人として、記録として語り継ごうと考えて
今年は能登半島地震が起きました
ワクワクでは現在、支援募金が行われています
一日も早い復興を願いながら
(コメント欄は閉じさせていただきます)
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13年前の、3月11日に起きた未曾有の大災害
東日本大震災
僕がワクワクメールに入会して、8か月ほどが過ぎていた頃だった
その時、このワクワクでやたらと叫ばれていた言葉がある
『不謹慎』と『自粛』だ
・こんな時に出会いを求めているヤツは不謹慎だ
・そういうオマエもワクワクをやっているのは同じ、不謹慎だろ
・自粛しろ自粛
・自粛強制ムードの方がおかしいんじゃないか
等々
怒号のようにこれらの言葉が、日記のコメント欄や伝言板で飛び交った
バトルや中傷が、あちらこちらで起きていた
あからさまなデマや、出所の不確かな情報を拡散している連中もいた
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でも、ワクワクはそんな争いばかりではなかった
まもなく、ワクワクの運営さんの呼びかけが始まる
ポイントを寄付して、義援金を送る大規模なプロジェクトが開始された
【絆プロジェクト】
何万人もの会員がこの趣旨に賛同し、ポイントを寄付した
寄せられた金額と同じ額を、さらにワクワクの運営さんが上乗せした
こうして集まった義援金の何千万円が、日本赤十字社を通じ被災地へとおくられた
募金した人にはアバター用のリボンが配られ、それを掲げている会員も多くいた
(僕も色違いでリボンを全種類集めた)
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メッセージの特設コーナーも開かれた
出会い系にいる者たちから、同じく出会い系にいる被災した仲間へ、多くのエールが届けられる
同じ時代、この出会い系サイトで関わりあった関係
サイトを通しての繋がり
会ったことがあっても無くても、顏を知っていても知らなくても
同じワクワクの仲間
一人一人ができる範囲で、できることをする
ささやかな力でもそれが結集すると、大きなうねりとなって動き出す
そのことに気づかされた
「ワクワクやるなあ!」
僕は胸が熱くなった
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一方で、こういった活動を『偽善だ』と叩く連中もいた
だけど
「何もしない善より、何かをする偽善の方がずっといい」
「偽善? 上等じゃねーか、それでも自分は募金する」
という声があがり始める
いつしか不謹慎、自粛、偽善と言うワードに代わって
「絆」や「繋がり」
そんな言葉がワクワクで交わされるようになっていた
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震災以前から「いつかオフ会をしよう」と約束していた福島のワク友がいた
このまま震災の影響で、永遠に足が遠のくのだけはイヤだった
「約束を果たしたい」
しばらくしてから、僕は福島を訪れた
待ち合わせ場所は、駅のそばのヨドバシカメラの前
彼女は、少しはにかんだ笑顔で出迎えてくれた
「来て良かった」
僕も笑顔になれた瞬間だ
その彼女と直接会ったのはその時の一回だけど、会えて良かった
(彼女はその後恋人ができて寿退会したから)
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ワクワクメール
世間で出会い系サイトは
「ダークだアングラだ」
と疎んじられることもある
でもここは紛れもなく、生きている人と人との出会いがあり、あたたかい交流が生まれる世界だ
13年前ワクワクにいた僕は、13年後の今もワクワクにいる
13年後も・・・まだいるかもしれない
ワクワクを通して見てきた景色は、当時も現在も、そして未来へもずっと繋がっている