平安時代の十二単(じゅうにひとえ)を着てみた
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十二単といえば平安時代、紫式部や清少納言の世界だ
絢爛豪華で雅な和装
薄い着物を何枚も重ね着するものだ
「あれを一度着てみたい!」
長年の夢を実行に移すときがきた
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とはいえ家には十二単なんてない
いや、そんなものをタンスに常備している家はないだろう
無ければどうする?
工夫してみよう
とりあえず、シャツやカーディガンやポンチョなどを着込む
しかし六枚ですでにパンパンである
とても十二枚も重ね着できそうにない
「十二×二分の一単、ということでええか」
数字のマジック
人生には妥協も必要だ
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十二単は20kgほどの重さがあったそうだ
その重さを実感するため、リュックに10㎏の重りを入れて背負う
両手に5㎏ずつのダンベルも持つ
併せて20㎏になった
その姿で日課のウォーキングに出かける
「暑っついがな 重いがな・・・」
照り付ける強烈な日差しと身にまとった20㎏の重さ
かなり過酷である
しかし平安時代を体感するには、ひたすら耐えねばならぬ
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公園で遊んでいた小学生の男女数名が指をさしてくる
「わー 顔の濃い怪しいオッサンが、汗だくで歩いてるぞ!」
ガキんちょどもが寄ってきた
「ねー、オッチャン何してんの?」
やっかいな連中につかまってしまったで
「こ、これは平安時代の十二単なんや 知ってるか」
するとガキンチョが
「知ってるよ学校で習った」
「でもこんなん十二単ちゃうわ」
「平安時代にダンベルなんか無いし」
ガキンチョがいっせいにはやし立てる
「分かった分かった 君らは家に帰って宿題でもしなさい」
「宿題終わったから遊んでんねん わーいわーい」
当たり前だが子供に口では勝てない
そのガキンチョたちを振り払い、再び歩き続ける
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「平安時代と言えば和歌を詠まんとアカンな」
暑さで朦朧とする頭で一首ひねりだす
重き肩
息苦しきは
人生よ
行き交う人の
冷えたまなざし
古今和歌集にでも掲載したいできばえである
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5㎞ほど歩いた
サウナよりも大量の汗をかいた
そして、ふと我に返る
・・・・
「俺はいったい何をやってんねん!?」
たちまち虚無感と寂寥感につつまれる
こんなアホなことばかりやっているから、人生がドンドン行き詰まりになるのだろう
いや、アホをしなくても元より、行き詰まりなのだが
【結論】
紫式部も清少納言もウォーキングなんてしない
以上だ
コメント
2025/07/13 7:13
2. >>1 マリネさん
おはよう^_^
筋トレ+有酸素運動+羞恥プレイ
この3つの効果はあるな
やり続けたら強靭な肉体と不動心が養える
返コメ
2025/07/13 7:07
1. おはよぉ
ガロ兄ちゃん
٩(๑>∀<๑)۶
なんかちがう
でもおもしろいからイイ
(≧∇≦)b
トレーニングにはなるよね
ᕙ( ˙ᵕ˙)ᕗ
返コメ