わたしアレが視える人なんです(自称霊能者)
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「わたしは視える人」
こういう事を言う者がいる
霊だったり神だったり、存在しているのかどうか謎の存在が視えるらしい
それについて俺は否定しないし、肯定もしない
その人が「何かが視える」のは事実なのだろう
でもその視えたものが本当に霊なのか神なのか、それは分からない
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昔から俺は超常現象やオカルトが好きで、霊の存在を深く信じていた
でも数年前、通信制大学で心理学を学び、認定心理士の単位も取得してから少し考えが変わった
人間の脳は簡単に嘘をつく
在りもしない現実を作り出したりもする
錯覚や幻聴の起きるシステムも学んだ
例えば重度の認知症であったり、ある種の精神的な疾患であったり
そういう症状が無い人でも、極度のストレスや疲労時に、幻覚や幻聴は起きたりもする
「何かが視える」=「存在する」とは決めつけられない
今の俺は、否定論者でも肯定論者でもない、不可知論者だ
不可知論というのは、死んでみないと分からないのだから「在るとも無いとも無責任に言えない」立場になる
霊やら死後の世界は
「在ったらいいな在ってほしいな、在るかもしれない、でも無ければ無いでも仕方ないか」
そんな感じかな
宗教とかはいっさいやってないので、ただの個人的な願望になる
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職場にこの「視える」30代の女性がいた
その彼女、同じ失敗やあり得ないミスを連発する
そのたび「わたしは視える人だから」を言い訳にした
そんな言い訳が通じるわけはない
介護施設は命を預かっている場なのだから
「仕事のやり方や心構えに問題があると考えないのか?」
と尋ねても
「わたしは霊能者の宿命で社会や人から理解されない」
そう繰りかえす
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ある日、施設の80代の利用者さんから
「ケアマネさんお世話になりました 来月でお別れです」
と挨拶された
その利用者さんは施設を退所する予定は無い
不審に感じながらも傾聴すると
「女の介護士さんに、来月死ぬと言われたんです」
そう返事した
シャレにならない!
俺は怒りでブチ切れそうになった
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「自称霊能者」の彼女を呼び、なぜそんな不吉なことを言うのか問いただした
「死は次のステージに行くためのもの 恐れることはないと伝えたかったんです」
悪びれる様子もない
ケアプランの用紙を俺は机に叩きつけた
「君の仕事はケアプランに基づいた介護サービスを提供することやろ このケアプランのどこに『霊視を行う』とか書いてあるんや」
でも彼女は、まったく自分のしたことを反省できないようだ
「君がどんな宗教やスピルチュアルを信じていようが、それは自由や それについて何か言うつもりはない でもそれを仕事に持ち込むな 相手の気持ちを考えろ」
怒鳴りたくなるのを我慢し、できるだけ冷静に語ったつもりだ
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それから他の利用者さんからも同様の訴えがあり、問題が大きくなった
高齢者虐待にもあたりかねない
彼女は仕事を辞めたというかクビになった
当然だろ
目の前で「あなたは死ぬ」なんて言われたら、誰だって不安と恐怖に陥る
訴えられて裁判になりかねない事案だ
クビだけで済んだ事が温情だ
もちろん「死ぬ」と霊視された利用者さんはその後もピンピンしている
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人がいつこの世を去るのか
そんなことは誰にも分からない
だから軽々しく口にすべきではない
もし「視える人」だったとしても、それは自分の心の中だけでとどめておけ
もしくは、その手の話が好きな相手と同意の上で語る時限定で
間違っても、望んでもいない第三者に無断で霊視なんてするな
ちなみに俺が住んでいるアパートは、事故物件だ
家賃が安いから住んでいるだけだが
美熟女の幽霊が出現するなら歓迎するけど、残念ながら一度も出たためしが無い
女性幽霊も寄り付かない男だ
いや、幽霊にモテたくはないけど(笑)
コメント
2025/11/04 7:07
4. おはよぉ
ガロ兄ちゃん٩(๑>∀<๑)۶
わーその女サイテー
۹(◦`H´◦)۶プンスカ!
そんなのが介護やるなよ
大うそつきだね
返コメ
2025/11/04 7:02
3. 透視で、女の裸を見る、
男は、みんな同じ(笑)、
返コメ
2025/11/04 6:53
2. >>1 かよさん
おはよう^_^
そのとおり
こういうのは悪徳商法に使われる手口と同じやね
人の不安につけこむ
死んだ幽霊より、生きている人間の方が怖いよ
返コメ
2025/11/04 6:41
1. おはようございます。(^ー^)
霊を信じるのも自由、霊が視えると言うのも自由。
ただ、それで人を不安にさせたり悪徳商法に利用するのはいけませんね。まあ、視えるとか言いつつ、半分以上は嘘ではないかと思ってしまいます。
返コメ