犯罪者に甘く、被害者に冷酷な司法が「正義」なのか!?
70代以上  大阪府
2013/07/14 0:28
犯罪者に甘く、被害者に冷酷な司法が「正義」なのか!?
先月の「少年法」の日記に関して、メールを何通もいただきました。
死刑制度についての質問も寄せられましたので、今回の日記にて、回答とさせていただきます。


読んで楽しいものではありません。
殺人やレイプと言う言葉も出てきますので、苦手な方は、ご注意下さい。




俺は30代の数年間、ある法律の資格を取るため、一心に勉強していた時期がある。
裁判の傍聴にも、足繁く通った。


ある殺人事件があった。

被告は、50代の男A。
人生の大半を、窃盗、恐喝、暴行の罪などで刑務所にて過ごしてきた人間だ。

殺害されたのは、20代の女性Bさん。
昼間は会社勤めをし、夜は、夢を叶える為に専門学校へ通っていた努力家だった。

この交わるはずも無い二つの人生が、交錯してしまった。

Aは何年かの刑期を終え、出所した。
もちろん金はないし、まともに働く意志もない。
出所してわずか数日、Aは金を盗む為、面識の無いBさんのアパートへ侵入した。

運悪く自室にいたBさんを、Aは、台所にあった包丁であっさりと刺した。

おぞましい事に、この悪魔より劣るAは、瀕死のBさんをレイプしようとさえしたのだ。

気の毒なBさんは、出血多量で亡くなる。



公判でAは空々しい反省の弁を述べ、弁護士は、Aが貧しい家庭に育ち学歴も無い境遇を、事件の背景として弁護した。

「ふざけるな!」
傍聴していた俺の血が逆流した。
俺自身、貧しい家の出だし、働きながら夜学を10年かけて卒業した身だ。
貧乏だの学歴が無いだの、そんなものは、犯罪を正当化する理由なんかにはならない。

「残りの人生で償っていきます」
Aの空疎な言葉。

償う?
無惨に殺された人に対して、どんな償いができるのだ!
その反対に、ぬくぬくと公費で、三食の飯を与えられ、雨露をしのげる寝床まで保証され、何が償いだ。


「被告の極刑を望みます!」
被害者のご両親や婚約者の涙ながらの声が、俺の心をえぐった。


Aは死刑になる事はなく、懲役刑と言う、呆れた判決だった。
「殺人」ではなく「傷害致死」が認められたからだ。


何の理由でBさんは殺されなければならなかったのか?
何の理由で悪魔の様なAが生きのびられるのだ?


この裁判を傍聴して、俺は確信した。
司法は、犯罪者を救うが、被害者や遺族を救済はしない。


もちろん「死刑反対」に関する文献を、いくつも読んでみた。
しかしそのどれもが、論理的な説得力も無かったし、俺の心に響いてくるものも無かった。

「刑務所での教育や更正」
なんて理想を並べる前に、まずは犯した罪に対しての懲罰だろう。
私利私欲の為に他人の命を奪った人間は、自らの命をもって償うしか方法はない。


俺は、死刑制度は必要なシステムだと信じている。
例え万分の一、いや億分の一でも、遺族の慰めになるなら、執行する価値はあるだろう。

前回も言ったが、「少年法」も一日も早く廃止すべきだと考えている。
刑法第39条「心神喪失者の行為は罰しない」なんて条文は、とっとと削除するべきだ。

未成年者であれ心神喪失者であれ、世の中に、殺人を許される特権階級などが存在してはならない。

神が存在しないのなら、この国の司法が、少しでも被害者や遺族の救済になるよう変革される事を願いたい。


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