子供達に､もう遅いから 寝ろと言って


寝かせつけ､自分も寝ていた時の夢の中で､


子供達を寝かせつけ､ 枕下に怪談の話が書かれてる本を読んでいる｡


少女がｲｼﾞﾒにあい､自殺したが､その少女は


死んだ事が分からず､ｲｼﾞﾒにあった事も忘れている｡


そして､ｲｼﾞﾒた少女は、イジメたつもりはなく友達としか認識していない､

そして､そのｲｼﾞﾒた､友達の所に行くんだが

うっすらと身体は透明で、声をかけても、聞き取れずわかって貰えない｡

寂しい幽霊の話を読んでいる｡


その時に､仏壇の中で､ 声がする…


寝てた筈の､子供と知らない男と老婆が何か話している｡

この家に財布を落としたから捜させてくれと
言っている｡


その話し声で目が覚めたので､

子供に､（そいつは､悪霊だと）声をかけて背中に隠して


見知らぬ男に向かって、（ここはお前の来る所ではない、さっさと出て行け！！）


そして仏壇に向かって
（南無妙法蓮華経）と

唱えてるのだが

声がかすれて､うまく発音出来ない｡


それでも､見知らぬ男と老婆は玄関を開けて


（ちえ~ わかったよと）

言って､ﾄﾞｱが閉まる音がした｡



しかし､又ﾄﾞｱが開く音がしたので､


玄関に行き､（又来たのか

さっさと出て行け）と云うと


（忘れ物を取りに来たんだ｡）


見ると､見知らぬ靴が
脱ぎ捨ててある｡


ﾄﾞｱが閉まると､靴は
消え失せていた｡



かすれた声で
南無妙法蓮華経を

唱えていると､


妻が､杖をついて

どうした｡と聞いて来て

目が覚めた｡