アンパンの破壊力
机の中にアンパンを忍ばせているだけで心が豊かになります。人に優しくなれる。
なにしろ
「今日の俺にはアンパンがある」
のだから。
あんぱん。あんぱん。あんぱん。
この事実を世界中の人々に公表したい。
拡声器で街中に知らせたい。
寝ている人がいるならば、ひっぱたいて耳元で叫びたい。
俺には~。アンパンが~。ある!
最近は毎日残業の日々なので、夜はお腹がすくのです。
僕は会社の机のいたるところに、お菓子やら、チョコやらを隠し持ち、小腹がすくとそれらをちょこちょことつまんで飢えをしのいでいるのですけど、どんなお菓子だって、アンパンひとつの破壊力にはかなわないのです。
あんぱんすごいです。一枚のせんべいを「一枚のハガキ」とするならば、あんぱんなんて大都市の郵便局くらいのレベルですからね。圧倒的な差、なんです。
食パンマンとか妙にスカしてるけど、お前そもそも何かつけないと物足りないからな!
そもそも、パンにあんこ入れようって思いついた人にノーベル平和賞あげても良いくらいだと思うのですよ。相性良すぎ。
今日はどうしてアンパンがあるのかって?
朝、家からこそーり持ってきました。
えへへ。2つあったはずのアンパンがいっこない!って探し回る次女(食べ物に異様にうるさい)の姿が目に浮かぶなぁ。
たまにはいいよね。アンパンは頑張ってる自分へのご褒美。
夜の僕がどのくらいお腹が空いているのかといいますと。
「僕の顔を食べなよ」
って優しく言ってくるヤツがいたら、二言目には「ジャムおじさんを呼んで」って言わせないほど食べ尽くすくらいです。気軽に話しかけたことを後悔するが良い。
ピラニアの次くらいにお腹空いてます。
でもいいの。だって今日はアンパンがあるのだから!
そう考えるだけで昼からの仕事がウキウキしてくるのです。