淡い期待とあり得ない現実
40代前半  神奈川県
2013/01/01 2:39
淡い期待とあり得ない現実


2012年12月31日22時54分


誰かが俺の日記を読んでいた



その日記はこれといったメッセージ性もないごく普通の日常を綴った物で、特に心に響く様な内容でもない。



更にその日記は俺が12月28日に書いた物。



そんな埋もれかかった日記を誰が読んだのか…



勿論それは解りません。




でもたった一つ言える事は、あの日記を読んだ人は、何気なくではなくわざわざ俺の日記を読みに来てくれたと云う事。




とは言え誰であろうか等と云う事は解ろうはずもない。






頭に浮かぶ微かな淡い期待…



「まさかな…」



その一言が俺を現実に引き戻す。



「未練がましいな…俺も…」




淡い期待が頭に浮かんだとしても、それを確かめる術はない。



「まぁいいか…」



いつもの様に、心に引っ掛かる事柄を一時的に忘れる為の呪文を口にする。





今日はもう寝よう[ほっとした顔]



明日早起きしてニューイヤー駅伝観るんだから[にこにこ]





とりあえず眠くなるまで、ナンプレでもしよっと[びっくりマーク(アニメ)][メモ]
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