街はシャッターが閉ざされたまま
ネズミ達が行き交うばかりで
閑まりかえっていた

一方
路地裏では
職を追われた者
住処を追われた者
借金に追われている者
内定が取り消された若者
過酷な環境から逃げ出した者など
行き場を失った男女が
気力を失せ
まるで死に場所を追い求めている様に
彷徨い溢れていた

ホテル街では
女性達がスマホを片手に
男達が通り過がる度に
まるで物乞いの様に見入っている

単に金銭目当ての娘も居れば
拠り所のない家なき子
夢が断たれ行き場を失った娘
家族を養う為に自らの裸体で犠牲を負う女性など

彼女らは
面識を合わせる毎に
迷いもなく
男達に肩を寄せられ
引き連れられながら
次々と吸い込まれる様にしてホテルへと入る

一人の
女の子に声を掛ける
小柄でスリムで
垢抜けてなく
あどけなさが残る可愛い娘なんだけど
その表情は
まるで望みも無く生きる気力を失せた様に
疲弊しきっていた

彼女も
何も抵抗する事なく
僕に我が身を委ねる様に
一緒にホテルへと入る

部屋に入り
早速彼女の肩を抱えながら身を寄せ
彼女の唇を求める

彼女は
拒む事無く
建物に入った安心感からか
短いスカートからピチピチな生足をチラつかせ
僕に身を寄せながら応える

スカートの中
彼女の股間に手を添えると
彼女は恥ずかしそうに顔を赤らめる

暫く風呂にも入れていないのか
薄汚れたパンティーを捲り臭い股間に顔を埋めると
彼女は涙ながらに力ない声で
“恥ずかしいから止めて！”
“シャワー入らせて！”と叫ぶが
彼女を庇うように抱きしめ
彼女の唇を絡ませながら
彼女の裸体を
甘い桃尻から股間に至るまで舐め尽くす

彼女も
物乞いの様に必死になって僕の肉棒を探る

彼女の股間に身を絡めると
彼女は
その裸体を捩じらせながら
まるで悲鳴の様に聴こえる声で喘ぐ

僕は
このまま彼女の病魔に侵されても良いから
このまま彼女の股間の中で
精魂尽き果てて逝って終いたい
そう願いながら
必死に上乗りの彼女を抱きしめ腰を振るう

軈て
彼女の股間から
血交じりの液体が滴り落ちる

僕は彼女を抱き締めたまま
彼女も僕に身体を委ねたまま
彼女の目からは涙が…