罪深き時 人は記憶を美化し変えていく
産声さえあげれず
消えていく命
ただ母の温もりを感じたかっただけなのに…
否定される命 ただ 喜ぶ顔が見たかっただけなのに
僕は、私は悪い子
そう自分に言い聞かせる
どうしたら微笑んでくれるの？
どうしたらいい子になれるのかな？
貴女の笑顔を見るために努力しては吐き捨てられ 繰り返す日々
望まれない命
お父さん、お母さんどうしてぶつの？
涙を流しながら笑顔をつくる
泣いてない 泣いてないよ 体以上に痛む心それでも非情の鞭は振り下ろされる
時は終わりを告げる
その時知る罪の重さ
悲しみの深さ
しつけ 自分の感情、快楽だけの性行為
勝手な大人達の蛮行は今日もまた咲いた命の花を摘んでいく