What an amazing cup of coffee...
30代前半  東京都
2019/01/12 14:45
What an amazing cup of coffee...
みなさん、こんにちは。

最近めっきり寒くなって、ギリギリまで布団から離れられないでおなじみのもげです。

今回は、「コンビニのコーヒー」にまつわるお話です。



何日か前の昼過ぎ、コーヒーを買いにコンビニへと出かけました。

コーヒーは朝も飲んだので、別のものにしよう。そう思い、レジの上にぶら下がっているメニューに目をやりました。

コーヒー、カフェラテ、カフェモカ… と普通のメニューを眺めていますと、ふと視線の端に新商品の広告が見えました。


「AMAZING COFFEE アメージングカフェラテ」


へぇー。なんかすごそう。

偏差値が3くらいの、あたまのわるい感想が思い浮かびました。

広告には、カッコ良さげなお兄さんがコーヒーカップを持って、 写っています。

よくよくみると、「EXILE TETSUYA プロデュース」と書いてあります。

多分、このお兄さんが、そのEXILEの人なのだろう。

そもそも、今のEXILEって何人いるんだろう…


まぁ、いいや。

なにはともあれ、少し気になったので、今日はこれにしようと決めました。



レジに並び、おばさまの店員さんに注文を伝えます。

「AMAZING COFFE を一つお願いします。」

「え? どれですか?」

「あの、新しいやつです。」

「あー。はいはい、分かりました。アメージングラテですね。300円になります。」

小銭入れから100円を取り出し、おばさまに渡しました。

おばさまは、小銭を受け取った後にこう仰いました。


「これ、新しく入ったばっかりなの。これが初めての注文だわ。ちょっと待っててくださいね。」


なんだか、若干不安を感じるワードが耳に入ってきました。

まぁ、新しいメニューだから、時間がかかるのは仕方ないですね。

無事に注文したものがもらえれば、問題ないのです。

おばさまの方を見ると、何かのパッケージを目を凝らして見ていました。

本当に大丈夫なんだろうか…と一瞬不安が頭をもたげました。

が、きっと、新しいメニューには、いつもとは違うものを入れる必要があって、多分そこに作り方が書いてあるんでしょう。

それが書いてあるなら、安心だなと思い直し、カフェラテが渡されるまでの間、スマホを眺めていました。

少し待っていると、無事にカフェラテが渡されました。

すっかり安心し、それを持ってデスクに戻りました。



さて、さっそく味を確かめてみようじゃないか。

そう思って、ラテを一口飲んでみました。


あれ?

とても苦いぞ?


なんだか、舌触りも粉っぽい感覚でした。

手の込んだカフェラテだと、こんなものもあるのだろうか。

若干の違和感を感じましたが、念のため、もう一口飲んでみました。


これぞ「素材の味」と言うべきなのでしょうか。


口の中が、溶けてないコーヒーの粉らしきものでいっぱいに広がります。

砂利を噛み締めたような後味が残ります。

牛乳要素など、微塵も感じさせません。


さすがにこれは、違うのではと思い、カップを開けてみます。

予想は見事に的中。

カップに半分くらい注がれたコーヒーと、コーヒーの粉末らしきものが固形のまま残っておりました。


推測するに、入れるコーヒーの量や種類が違うということでしょう。

だって、商品名はらカフェラテなのに、コーヒーの味しかしないのですから。

ラテでなかったとしても、コーヒーの量も足りていないという始末。



僕は、あの店員さんに恨みでも買われるような事をしたのでしょうか。

全く身に覚えがございません。

前世の恨みであるならば、仕方のないことですが。


なんとも言えない悲しさ。

まるで、生乾きのままのシャツを間違えて着てしまった時と同じような、やるせなさを感じます…



ところで、あの店員のおばさまは、他のお客さんの分を無事に作ることが、果たして出来たのでしょうか。

他人事ながら、とても気になります。


おばさま、せめて次からは上手く作っていただけますと幸いです。

そう思いながら、なくなく残りのカフェラテになるはずだった物体に流し台で別れを告げました。
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コメント

30代前半  長野県

2019/01/12 16:16

1. さよなら300えん...

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