こんにちは、もげです。
３連休をいかがお過ごしでしょうか。

今回は、「帰り道に遭遇したこと」についてです。



その日も仕事が終わり、いつもの帰り道を歩いておりました。

道行く人は、日本人の方もいれば、海外の方もいらっしゃいます。


そんな中、自分の前方に、こちらを向いた女性がいらっしゃいました。

アジア系の顔で、肌は黒め。

いわゆる東南アジアの方のイメージです。

ニット帽にダウン、手袋というとても暖かそうな服装でした。

そんな方が、こちらを見て、存在をアピールするように、軽く手をあげました。



そのとき、僕は思いました。

はっはーん。このパターンは道案内ですね、きっと。

その片手に持った手帳で分かっちゃいましたよ。

京都に住んでいた頃、何度となく遭遇しましたからね、えぇ。


スルーしても良かったのですが、なんとなく助けになりたいなと思い、なんですかと目線で問いかけました。

すると彼女は、おもむろに小さなカードを差し出してきました。


「……… アジアのめぐまれないこどもたちのために…」


といった文章が書かれておりました。

他の細かい文章は記憶から漏れてしまいましたが、募金と署名を求めるような内容でした。


道案内じゃないのか。
予想が外れたな。

そう思ったのと同時に、感じた違和感。

あれ、これどっかで見たことあるような…

文字が不自然にひらがななのはともかく、募金と署名って一緒にするかな。



あ！！！

そのとき、急に２文字の漢字が頭に浮かびました。

もしかして、「詐欺」！！！

そうだ、こんな感じのやつ、ネットで見た記憶がある。



それに気づいた瞬間、得体のしれない寒気さを感じたので、ごめんなさいと伝え、その場を早歩きで去りました。



皆様、このような手口には、くれぐれもお気をつけください。