先輩（女性、男性）、バイトさん (女性)、自分の4人で、社食でお昼を食べていた時のこと。
春は、電車が混んで大変ですよねーという話題で話が進んでいたところ、「電車といえば…」とバイトさんが話を切り出した。


その子が、土曜日に電車に乗って、大学まで行く最中のこと。
電車で隣に座っている男性から声をかけられて、「この電車って、〇〇に停まりますか」と聞かれたらしい。
多分、困っているんだろうなと思ったその子は、「はい、停まりますよ」と答えたみたい。

そこまではまだ普通だった。
しかし、そのあと、駅で降りてから大学に向かうまで、その男性に付きまとわれたらしい…
大学の構内に入ると、その男性はさすがに落ち着かないようで、その後は特に何もなかったらしい。


いやー、なんとも災難なお話。
まぁ、特に大きな被害を受けていないのが、不幸中の幸いと言ったところ。

結構最近のことらしく、春って「いろいろと『あれな』人」が出てくるよねという話題に。
一緒にお昼をしていた他の女性の先輩も、「ああいうの、本当にむかつくよね」と怒っていらっしゃった。
話を聞く限りにおいては、まぁ定期的にそう言ったことがあるらしく、「いやー、やっぱり東京っておっかねーですねー」とリアクションした。

そうすると、今度は男の先輩に、「いや、君はそういう被害にあわないから大丈夫だよ」と真顔で突っ込まれた。

「えー！ いや、そういうことじゃなくないですか！？ そういう怪しい人も出てくるから、怖いなーと思っただけですよ。
まさか自分が付きまとわれることなんて想像してませんから！笑」

そう抗議してみたが、先輩 (女性) も、「いやー、自意識過剰だわー」とか笑い出す始末。


違う、違う。そうじゃない…


その後、この話を別の先輩 (男性)　に話したところ、「〇〇くん、俺たちも気をつけようね！」と笑顔でボケられた。
それを聞いて、そうか、そうやってボケればよかったんだと少し反省した。
まだまだ修行が足りないなと思った。