「名探偵ピカチュウ」を観た感想
30代前半  東京都
2019/07/14 0:41
「名探偵ピカチュウ」を観た感想
かなり今更だけれど、映画「名探偵ピカチュウ」をこの前観てきた。観たのは字幕版。感想などをぽつぽつと書き並べてみる。


まず、世界観が良い。ポケモンがみんな可愛い! 賛否両論ありそうな印象もあったけど、割と違和感なく受け入れられた。それこそ、昔ポケモンの初代のゲームで遊んでいた頃、「ポケモンの世界ってこんな感じだよなー」と思い描いていた印象が具現化されたと思うくらいに世界観が良かった。

話題になった「しわしわピカチュウ」もグッと来たなー。なんだろう。可愛いといえば可愛いんだけれど、あの哀愁漂う表情がなんかいいんだよねー。

話の中身も「どうしてピカチュウはおじさんの声なんだろう? どういう設定なのかな。」と疑問に思っていたが、きちんと回収されて、「なるほどー!」と思った。よくありそうなストーリーって感じもしたけど、割と楽しめた気がする。

細かい部分だけど、翻訳でも1つ感じた事がある。小沢健二さんの Twitter にもあったけど、”I feel it in my jellies” みたいな感じの表現が出てきて、その翻訳が「腹の底で感じる」とか「お腹で分かる」みたいな表現だったのが、なんか凄いなと思った。

最初に jelly とか出てきた時に、「え、なんで? 元のセリフと字幕と対応してなくない?」とか思ったけど、ある程度慣れてきたところで、「あぁー! 腑に落ちる的な表現か!」と腑に落ちた。

あとは、これに限らないけれど、人と人との繋がりとか絆みたいなものを見ると、やっぱり泣いちゃうという事が改めて分かった。最初は乗り気じゃなかった主人公が、話が進んだ後、ピカチュウをパートナーと呼ぶ所とか、うるっときてしまった。「誰かのために頑張る」みたいな展開やシーンにはすこぶる弱いなぁ自分。

それと、本編終了後に「ミューツーの逆襲EVOLUTION」の予告が流れたけど、あれも泣いちゃうよね。昔見たリメイク元と話が同じなら、内容は間違いなく良いよね。それに加えて、「あぁー。これ、母親に連れてってもらって、兄弟と一緒にあそこの映画館行ったなぁ」とか昔の想い出が蘇ったりするのが、自分の脆い涙腺に追い討ちをかける。小林幸子さんの主題歌もいい歌なんだよな。今、改めて歌詞を見ると、昔とは違う風景が観えるというか。そんなこんなで、予告編なのに不意打ちを食らってしまった。


見逃さなくて正解だったな。ふと思い出して、簡単に行ける範囲の映画館で上映してて良かった。
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