熱き想いに身悶える週末の夜
50代前半  神奈川県
3/18 0:48
熱き想いに身悶える週末の夜
金曜日の夕方、何度も鼻をかみながら「おかしいなぁ…薬はまだ効いてるはずだけど…」と思いつつも、花粉のせいだなと。
だけどなんとなく体調の悪さを感じて、作りかけの資料は「あとは来週やろう」と、残業を早めに切り上げて退社した。

仕事帰り、鼻水は相変わらずだけど、おまけに喉の痛みと寒気まで。
ヤバい、風邪ひいたかも。
それもただの風邪じゃなく、インフルエンザかもしれない。
心当たりが大アリで、実は子供がインフルBで木、金と学校を休んでいる。
昼間は妻に任せきりだから、夜は自分が看病してたけど、そりゃうつるのもまぁしょうがないか。

帰り道、ドラッグストアに寄って、ドリンク剤やらポカリやらインフルと戦う武器をいろいろ買い揃え、戦闘準備を整える。
帰宅して測れば37.8度、やっぱりねって感じで。
きっとインフルだろうけど、土日で治せるだろうか。
こうなると途中で切り上げて帰ったことが逆に悔やまれる。
数日休むことになるなら、無理してでも仕上げておくべきだったなと。

土曜日、検査したらきっとインフル確定しちゃうから、病院には行かず、栄養と水分だけ摂って、あとはひたすら寝て治すことにした。
いつもの土曜なら買い出しに行くところだけど、さすがに無理、マトモに動ける状態じゃないから「明日でいい?」と勘弁してもらった。
1日で治る保証なんてないし、本音は「代わりに行ってきて」だけど、寝てるだけでもウザがられてるのに、そんなこと言える空気でもなく。

ピークは夜中の39.6度。
なかなかの高熱に内心ビビりつつだけど、解熱剤は使わず、むしろ積極的に体温を上げて免疫の活性化とウイルスの弱体化を促しながら、ただただひたすら耐え続ける。
寝てるような起きてるような感じで朦朧としながらも、寒さより暑さを感じ始めたところで、峠は越えたことを確信した。
ほとんどサウナ状態の暑さに大汗かきながら、ウイルスにトドメの一撃を加える。

日曜日の朝、36.4度、もう大丈夫だとひと安心。
はじめから短期決戦で一気に片付けるつもりだったけど、狙い通り上手くいった。
気合い勝ちだな。
いや、気合いじゃ治らないけどね。
ワクチン打ってたから、免疫の立ち上がりが早かっただけのことだろう。

いずれにせよ週末のうちに回復できて、言った通り買い出しには行けたし、明日の仕事も大丈夫そうだし、1日潰しただけで済んだのは、メデタシメデタシで良かろう。

高熱にうなされる夜はもう勘弁だけど、次は情熱に悶える夜にしたい(笑)
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