お水戦士 キャバダム!!第1話「キャバダム大地に立つ」
お水業界が増えすぎたキャバクラを大都市東京から郊外の神奈川に展開させてから半世紀・・
男たちは、そこに通い、お金を使い、破産していった。
キャバクラ世紀0079、そんな男たちはジオン広告を名乗り、お水連邦グループにリベンジ営業を挑んできた。
この一カ月あまりの営業経費で貯金の半分を使いこみ、人々は自らの行為に恐怖した。
営業戦は膠着状態に入り、8か月あまりがすぎた。
神奈川の郊外藤沢・・
人口40万の小さな町である。
近年、お水連邦グループのお店が進出してきて
2店舗、3店舗とお店を増やしていって業績を拡大していった。
そんな中、ジオン広告は営業拠点を築くべく、シャリ課長に威力営業を指示していた・・・。
とある路肩で・・・
ハザードつけてるムサイ型ワンボックス車の中に男たち5人が改装中のお店を眺めながら身を潜めていた。
「シャリ課長・・こんなところに連邦のV作戦などあるんでしょうか」
運転席のドレン係長は不安な顔つきで課長にきいた。
ジオン広告の若き営業課長シャリは先日の川崎堀之内の営業プレゼンで5人のキャバ嬢を持ち帰ったつわものである。
その彼が今回の作戦の責任者である。
「うむ!ドレン・・若い社員3人をリクルートスーツ着用の上、偵察にだせ」
「はっ!!」
若き社員3人は勢いよくワンボックスから飛び出すと一直線にお店に向かって行った。
(黒服がお店の前に一人・・
中には、もうキャバ嬢が配置されているみたいだ。
すぐにでもお店がオープンしそうだな・・)
遠くから視察したデニム主任は「スレンダーお前はここに残れ」と社員を一人残し、新入社員のジーンを連れてお店の前に行ってみた。
看板には本日オープンの文字に
利用料金1時間3000円からの案内が書いてあり
まだ黒服も慣れていないようで、ぎこちない感じでただ突っ立ていた・・。
「ジーン!どこへ行く?!我々は偵察が任務だぞ!」
新入社員のジーンは黒服の制止を振り払い、
「シャリ課長だって・・営業で成績をあげて出世したんだ!!」そう言うと、勢いよくお店の扉を開けて営業を開始した。
お店内は、まだ開店してないので飲み物の入ったケースが通路に散乱していて
女の子たちも私服の状態で準備をしている感じで
何人かは面接など受けて、体験入店の説明を受けている女の子もいた。
(キャバ嬢を落とすのは早い方がいいってね・・)
ジーンのマシンガントークが炸裂し、近くにいる私服のキャバ嬢たちの顔を凍らせた・・。
「ジオンめ~!!開店の直前の営業とは・・・。お客様扱いで体入に対応させろ・・」
店長の指示で急ぎ席が用意され、ジーンとデニム主任を案内した。
「いらっしゃいませ・・。新人のアムコです。」
ジーンのマシンガンが再び火を吹く。
凍りつくアムコ…
(武器はないのか、武器は…)
メニューを急いでめくるが、緊張とマシンガンの凄さに圧倒されて、うまくめくれない。
「この女!震えてやがる…」
そうだ
アムコはひらめいた
「お願いします。鏡月とレディグラください。」
ジーンと飲み始めたアムコ
「さぁ…私と飲み比べよ」
1杯、2杯、3杯…
二人はピッチを早めてゆき
12杯目のとき
「うぁ~」
ジーンが大きくのけ反り後ろに倒れた
口からは先ほど食べた物を出しながら気を失っていた・・
「よくもジーンを~!!」
怒り狂うデニム主任が飲み比べに挑んできた。
(どうする?・・また吐かせたら、悪臭でお店にいられなくなるぞ)
「お願いします。テキーラロックください。」
そんなに強くないデニム主任は1杯でテーブルにうずくまった・・。
高い迷惑料を払わされ、外に追い出される二人。
そのまま裏の路地で倒れこんだ・・。
ムサイ型ワンボックスの助手席から一部始終を見ていたシャリ課長は連邦の新人キャバ嬢の能力の高さに戦慄を覚え、自らの出撃を覚悟した
「デニムに新入社員を抑えられないとは・・
認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものを」
<つづく・・君は生き残ることができるか>
コメント
2012/05/21 1:00
1. あかぎさんて、そんなキャラだったか?![[冷や汗2]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_csweat02.gif)
社会派のキャラと思った(笑)
続編楽しみや〓
…意味ありげドラマ(笑)
返コメ