1945年夏[!!]ソ連軍、満州に侵攻~蹂躙される日本人女子【実話を元に小説化してます】
40代半ば  神奈川県
2012/11/22 7:01
1945年夏[!!]ソ連軍、満州に侵攻~蹂躙される日本人女子【実話を元に小説化してます】
「朝子、大変~!!ソ連軍が攻めて来るみたいよ」



1945年8月9日早朝、私は母から叩き起こされた





私たちは1940年ごろから軍人である父の仕事の関係で

家族で満州国首都、新京に移住していていた




1941年から日本は米英を相手に世界大戦に突入した


緒戦は景気の良いニュースばかりであったが

2年ぐらいしてから悪いニュースも耳に入ってきた




父は、関東軍司令部勤務で家に帰ると

「いつでも脱出できるよう準備しておけ!!」って母に言っているのを聞いていた



どうも戦局は良くないらしい


私はなんとなく胸騒ぎがしてなりませんでした







私は17歳


女学校を卒業して、本土の学校に進学したいのですが、戦争の悪化で本土に渡る術がなく・・


近くのパン屋でアルバイトをしながら勉強をしている状態



また、私には15歳になる妹の夕子がいて、近くの女学校に通っている




4つ上の兄もいたが、去年サイパンで戦死したらしい



部隊が全滅したので、詳しくは分からない







最近は父から・・

敗戦するかもという噂と、日ソ不可侵条約を結んでいるソ連軍が不穏な動きをしている噂を聞いていた



どうもソ連は、極東に兵力を集めているらしいと・・







それが、今朝になって国境を突破したらしい




現地の守備隊が守っているみたいだが

いつまでもつか疑問だ




「朝子!!夕子を起してくれる・・逃げるわよ」


母は忙しくカバンなどに衣服などを入れながら私に言った




部屋中の引き出しが開けられていて

中の物を出していた



私は夕子を起しに行って

夕子にも家を出る準備をするように言った






8月10日、関東軍は司令部を通化に移転させることが決まり




11日深夜から特別列車を出して

新京から朝鮮国境に近い通化に日本人は避難をすることになった




私たちは、満州国皇族が乗る次の列車で



13日の午後の出発になった





父は情報将校で

新京に残り情報収集をする任務についているため


私たちだけで、先に避難することになった




女3人で、すごく不安であったが


多くの日本人も一緒に避難するのが、せめてもの救いだった







侵攻翌日の10日・・



情報を収集するため婦人会や司令部に行った母が、血相変えて帰ってきた




「大変よ~!!」




司令部にも、ソ連軍の情報が少しずつ伝わってきたみたいで


絶望的になっていた





ソ連軍は、大きく4方向から侵入してきていて


現地日本軍が奮戦したが、各地で全滅しつつある




また、満州国軍は軍として成り立たないくらい軟弱で・・・


兵士が逃亡したり、一部では反乱起してソ連側になった部隊もいた




また、中国人や朝鮮人たちが暴徒化していて

略奪や暴行、殺人、レイプなど、起しているようだ












「朝子、夕子・・ちょっと来て!!髪を切るわよ~」





母が言うには、ソ連兵は女って分かると問答無用でレイプしているらしい



私と夕子は、髪の毛を母に短髪(坊主頭)に切ってもらった




私は、腰まである長い髪が自慢であったが・・


切られて、下に落ちている髪の毛を見ると


なんだか涙がでてきた








13日、私たちは新京駅に着いた




11日から避難は始まってきて


駅はごった返す感じで混雑していた





午前中には皇帝を乗せた列車が出発していた




それの次の列車で

14時10分定刻通りに新京を出発した





私と妹の夕子は、髪の毛は短髪で


顔は木炭のススで汚して・・


服装は男の子ぽい格好をしていた




帽子で顔を隠しながら乗車して


誰かに見られないようにしていた





列車は、猛スピードで通化に向けて走っていた






座席は個室が父の計らいでとれた



対面式の長椅子があるだけで通路側に鍵つきの扉があった




それだけで安心感がある






夕子と私は窓から流れる車窓をみていた




多くの避難民が線路脇の道路で台車を押して長い列をなしていた




「あ~どのくらいの人たちが生き残ることができるんだろう」


夕子が呟いた



私はそれに対して無言にならざるおえなかった







この後

多くの日本人に悲劇が待っているなんて、二人には予想もつかなかった




つづく


事実を元に小説化してます
登場人物は架空です
コメントする

コメント

40代半ば  神奈川県

2012/11/23 5:58

10. >龍さん

満州では、軍民で50万人死んでるからね

無事に帰れた人のほうが奇跡なのかな…
そんなイメージだよ

戦争って怖いね

[退]
40代半ば  新潟県

2012/11/23 0:14

9. >あかぎさん

女性が犯されるまでの描写は無かったけれど、

鉄道襲撃など、NHKのドラマにも折り込んで有りましたからね・・・
映像として浮かんできて、身震いしましたよ。

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 22:54

8. >龍さん

どこまで、できるか・・

飽きっぽいからね~

[退]
40代半ば  新潟県

2012/11/22 22:48

7. すでに書き進まれれる様ですが、
凄いシリーズになりそうですね[あせあせ(飛び散る汗)]

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 10:22

6. >ゆういちろう@働くペロくん[犬]さん

そうですね・・
私もどう書くか悩んでいます

ゆういちろうさんのストーリーがぶれないところ感服します
でも、日記から小説になってますよね(笑)

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 10:20

5. >正太郎さん

ソ連は・・古代の軍隊ですね

でも~
日本でも戦国時代は、そうだったみたいですけどね

これから、だんだん人間の残酷なところを書いていきます

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 10:17

4. >ひろとさん

あはは(笑)

よろしくね~!!

40代後半  愛知県

2012/11/22 9:57

3. これから起こるであろう残虐非道な描写を想像するに、語る言葉がありません…。

正太郎[退]
60代後半  埼玉県

2012/11/22 8:35

2. おはようございます。

まるで古代ローマ軍が、敵を奴隷にし、全て戦勝品にした時代から、何も変わっていないな。

これからもっと、人間のもつ残忍性が、描かれるのかな?

ひろと[退]
40代半ば  熊本県

2012/11/22 7:17

1. 

なんかめっちゃリアル[冷や汗2]
入り込んでしまった[冷や汗2]

次回作楽しみにしてます[手(チョキ)]

…━…━…━…

無料会員登録はコチラ

…━…━…━…