1945年夏!!ソ連軍、満州に侵攻『小山克事件』~蹂躙される日本人女子【実話を元に小説化してます】③
40代半ば  神奈川県
2012/11/22 19:04
1945年夏!!ソ連軍、満州に侵攻『小山克事件』~蹂躙される日本人女子【実話を元に小説化してます】③
列車は猛スピードで中国大地を駆け抜けている





ガタン・・・


ガタン・・・





私たちは先ほどの九台駅での出来事が

恐くて恐くて震えていた




昨日まで、あんなに仲良くしてくれていた

中国人や朝鮮人たちが


暴徒になり徒党を組んで日本人に襲いかかってくる





信じられなかった




みんな笑顔で私たちと接してくれた人たちが暴徒に・・




信じられなかった








外は、西の空に夕日が沈み始めて暗くなり始めてた





中国の果てしなく広がる大地




そして・・


今、まさに地平線に沈もうとしている太陽





赤の夕日に紫やオレンジがかった雲があり・・



すごく幻想的で、すごく綺麗だった






(これで戦争でなければ、どんなに感動することか)



私は、少し感傷的になっていた





みんな夢と希望を持って、不毛の大地満州に来て開拓し・・


はなかくも今は~





『夢やぶれて山河あり』



唐の詩人杜甫だったっけなぁ


私は、国語で習ったことを思い出していた










しばらくして、暗くなってきて



夕子が、窓のブラインドを閉めた







車内電燈が点灯した






「ご飯にしましょう」




母が、おにぎりを出してくれて

3人で食べた




なんだか、すごく美味しく感じた










列車は、鉄橋を渡り大きい河沿いを走行していた






ポッオォォォォォーーーーーーーーー!!





大きく汽笛を鳴らした








そのすぐあと・・



突然!!





列車は急ブレーキをかけた


ギィィィィィィーーーーーーー!!




大きく制動力がかかり


私と夕子は、座席から転げ落ちた




車内からも悲鳴があがった






そして列車は停まった






ここは、九台駅と吉林駅の間



吉林まであと5キロの地点

小山克トンネル手前であった








「どうしたんだろう・・」


私は、すごく嫌な予感に襲われていた



妹、夕子は震えだした






ダーーーーーーーーーン!!



銃声がした





ダーーーーーーーーーーーン



ダン!!ダッダーーーーーーーーーーーン!!






何発も外から銃声が聞こえる






あちこちから悲鳴が聞こえる







「朝子、夕子・・座席の下の隠れなさい!!」



母が、青ざめて命じた



私たちは急いで座席の下に潜り込んだ





「お母さんはどうするの?」



「私はいいから・・早くしなさい!!」




母は私たちが潜り込むと、荷物とシーツで上手く隠してくれた






銃声が何度も聞こえる




「きゃーーーーーーーー!!」




女性の悲鳴が・・何人もの悲鳴が車内から聞こえる






「いい?何が起こっても声や音を出してはダメよ」



母が念をおした




私と夕子は無言でうなずいた







「○△□×・・!!」



中国語で叫んでいる!!




鳴り止まぬ銃声に怒声!!





そして悲鳴・・



「きゃーーーやめて!!」



「いやーーーーーーー!!」






私は、座席の下で小さくなり、耳を床にあてながら外の様子をうかがっていた




どうやら、乗客を外に出しているようだ







ドンドン!!




私の個室の扉が叩かれた




「(開けろ!!)」



中国語で怒鳴ってる!!



ドカッーー!!


扉を銃床で破壊しようとしているみたいで



こじ開けてきた








母が震えているのが分かる




そして、母は立ち上がった






扉は破壊され、中国人の男たちが何人か入ってきて





パーン!!


母の顔をひっぱたいた!!



母は座席によろけたが、すぐに男たちに起され、また殴られた




「(よし!!連れてけ・・!!)」




中国人たちは、母の腕を掴んで部屋を出て行った






私は、夕子が泣いているのを感じた


直接は見えないが心で感じた







しばらくすると、車内は静かになった






外では、何人もの男たちの叫ぶ声やら笑い声が聞こえて



女性たちの悲鳴やら泣き声も聞こえてくる






たまに銃声や悲鳴が聞こえる







私と夕子は、恐くて座席の下から出ることが出来なかった









何時間たったろう・・




完全に静かになっていた




外にも気配を感じなくなってきた






私は夕子に「いい?絶対出ちゃダメだよ」って言って


座席の下から這い出てみた






ゆっくりと音を立てないようにして



通路側に出て中腰になりながら、隣の個室を覗いてみた





「きゃっ!!」



覗くと男が床で血を流して倒れていた





私は、さらに他も覗いてみたら・・


誰もいないか、男性が転がっているか



そんな状態で生きている感じはしなかった






そとは完全に暗くなっていて


窓に自分が映らないように、気をつけながら他の車両も覗いてみた






隣の車両は、普通座席になっていて


何人か座っていた




そして、泣いていた




床には、男たちが何体も転がっていていた



女性は誰もいなかった



私は、見つからないように



その車両をあとにして




連結部の幌の破れたところから外を覗いてみた








たき火が何カ所かあり



男たちが座って周りを囲んでいた




人と人が重なって上の人が腰を動かしているのも何人かみえた





そして、あちこちに人らしきものが転がっていた






よく見てみると


重なって、下にいるのは女性だった



たき火の周りの男たちの脇には女がいて


みんな裸だったり、ボロボロな格好をしていた






周りに転がっているのは、男女の死体にみえた




男が女に抱きついて、寝ているのもあった





ところどころで、半裸の状態で女たちが泣いているのも見えた



腕を掴まれて、ひっぱたかれるのも見えた



抱きつかれて倒されるのも見えた









私は、この身の毛もよだつ光景で


何が起こったのか理解できた






私は泣き叫びたい気持ちを必死で堪えた





(どうしたらいいの・・)






私の頭には絶望の二文字しか浮かばなかった






(神さま・・助けて)






(つづく)
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コメント

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 22:17

8. >トムさん

こんばんは~!!

日本人はしないよね
平和な民族だと思うよ

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 22:16

7. >ひろとさん

・・・・・

またつづき読んでね(笑)

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 22:16

6. >ゆういちろう@働くペロくん[犬]さん

マジで彼らの戦争犯罪を問わないで
南京だ慰安婦だって・・

問題だと思いませんか?

しかも、南京も慰安婦もでっち上げだし

トム[退]
50代半ば  東京都

2012/11/22 21:49

5. 今晩は。
日本人が逆の立場だったら、同じことしただろうか…

ひろと[退]
40代半ば  熊本県

2012/11/22 21:38

4. >あかぎさん



(´-ω-`)…………

40代後半  愛知県

2012/11/22 20:47

3. ああ……(絶句)

40代半ば  神奈川県

2012/11/22 19:35

2. >ひろとさん

・・・・・・・(笑)

ひろと[退]
40代半ば  熊本県

2012/11/22 19:32

1. 

…………… ̄ ̄;)ん゙

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