1945年夏!!ソ連軍、満州に侵攻『鴨緑江』~蹂躙される日本人女子【実話を元に小説化してます】⑩
40代半ば  神奈川県
2012/11/29 1:16
1945年夏!!ソ連軍、満州に侵攻『鴨緑江』~蹂躙される日本人女子【実話を元に小説化してます】⑩
私は夕子と良子を連れて、収容所の玄関近くで隠れて時間がくるのを待っていた



その日の午前中にソ連軍は退却命令がでて、一部の兵を残して、
多くはトラックに乗って新京まで退却した



満州国は、降伏後は国民党政府の管轄になっていた


通化も国民党が支配をすることになっていたが

国民党正規軍の不足により、元満州国軍や警察が国民党の傘下に入り警備についた


しかし、中国共産党軍がすぐに占領して一部では戦闘もあった




中国共産党は通化を占領すると、国民党の通化行政府幹部を全員逮捕して、拷問、そして死刑にした






私たちは、その混乱期に収容所を脱出した




私は、お世話になった団長さんや皆さんにお礼を言えずに退去するのは残念だったが

皆に迷惑もかかることなので言うことはできなかった




消灯時間が過ぎるのを待ってから、私たちは玄関近くに隠れた







しばらくすると、西くんがやってきて

私たちは収容所をでた




私たちは女と見えないような格好をして

誰もいない通化の夜道を走った





郊外までいくと、トラックが待っていた


国民党軍のだ



トラックから国民党軍の軍服を着た人が降りてきた


その彼は私たち3人を見ると、またトラックに乗った



私は、一瞬嫌な感じがして不安になった




これで、大丈夫なのだろうか

騙されていないか・・






トラックの中に入ると、もう一人いて、西くんを同じ元日本兵で階級も同じ一等兵だ



私たちは通化から国境の町、集安に向かった

ここには鉄道の鉄橋があり、鴨緑江を渡ることができた




トラックは何時間か走ると途中で停まり

降りて建物に入るように言われた



人気はなく、あたりも真っ暗で

私は恐怖感でいっぱいだった





私は西くんの手を掴んで

「私たち・・大丈夫?騙してないよね・・」って言った




西くんは「大丈夫、僕を信じて・・」それだけを言った





建物入ると、もう二人の男が待っていて


背の低いほうが「お前たちいくつや~」って聞いてきた





私たちは妹夕子と友人良子と私を紹介した




男たちは、私たちを品定めするような感じで見て回した



私はなんとなく

非常に不快な感じが私の心を支配した




背の高いのが、元日本兵で階級は軍曹

背の低い方は、同じく元日本兵で階級は兵長





私たちは合流すると、またトラックに乗って集安を目指した





峠を越えると集安


大きな鴨緑江が見えてきた・・



(つづく)
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コメント

40代半ば  神奈川県

2012/11/29 13:30

6. >ゆういちろう@働くペロくん[犬]さん

すごい~!!

私は思いつきだったりする(笑)

40代後半  愛知県

2012/11/29 12:35

5. >あかぎさん

こんにちは[犬][芽]

僕の場合、日曜日の昼間に、今後の流れを整理して、20話分ぐらいタイトルと出だしを下書きしておいて、毎日1話づつ仕上げていきますね。

(ちなみに、現在16話分下書きが存在してますw)

40代半ば  神奈川県

2012/11/29 7:50

4. >ひろとさん

……(笑)

40代半ば  神奈川県

2012/11/29 7:49

3. >ゆういちろう@働くペロくん[犬]さん

おはようございます[ほっとした顔]

ちょっと物語化してきました[ウッシッシ]

何か最近毎日このシリーズの展開を考えてます

ゆういちろうさんも
自身の日記で、そうですか

ひろと[退]
40代半ば  熊本県

2012/11/29 6:54

2. 

[ボケーっとした顔]………

40代後半  愛知県

2012/11/29 6:34

1. おはようございます[犬][芽]

毎回、彼女達は無事日本へ帰れるのかドキドキしながら読んでいます[あせあせ(飛び散る汗)]

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