久しぶりの日記[ほっとした顔]『昔の彼女からメールがきて、会ってみると…』
40代半ば  神奈川県
2014/07/19 0:05
久しぶりの日記[ほっとした顔]『昔の彼女からメールがきて、会ってみると…』
私は横浜のとある居酒屋に入った



「こっちよ・・」


見ると、色白の女性が手を上げて合図している



「おお~!!」


その女性の顔を見て思わず声をあげた


懐かしい・・



私も手を上げて合図を送り、オープンフロアを横切り彼女の隣の椅子に座った



「久しぶりね・・」


彼女は笑顔で微笑んだ





先週末の話だ


以前付き合っていたその色白の女性・・聡美からメールを貰ったのは~



『お久しぶり、会いたいわ』


そんな内容のメールだ


私も懐かしく思い、こうして会うことになった




ホント、何年ぶりだろう・・


5年くらい前に会ったのが最後だと思う



当時の私には妻子がいて、10歳下の彼女は独身・・・


つまり不倫の関係で交際していた


いろいろドロドロした問題を抱えながらも彼女とは10年付き合った


彼女は20代の全てを私に費やしたことになる




彼女は今も変わらず美人で、やや太ったがメリハリのある綺麗なスタイルを維持していた



私はビールを頼んだ


彼女は付き合っていた頃のような感じで軽くフードを頼み、彼女自身もサワーを頼んだ


しばらくすると若い女性の店員さんがビールとサワーを持ってきてくれて、私達は乾杯して再会を祝った




「今日はどうしたの?」



私は急に連絡くれた理由を聞いた


彼女はうつむき黙っている



「まぁ、言いたくなったら教えて・・、今日は飲もう」


私は訳ありだなぁと思いつつ、深くは聞かなかった




ホント久しぶりなので、何を話していいのか分からなかったが、10年も付き合った関係だ


すぐに打ち解けて話に花が咲いた



お互いに別れたあとの話をいろいろした


私がキャバ嬢にハマって離婚したことも・・




「あはは~天罰ね!!ザマミロ~(笑)」


大笑いする彼女・・



その後に笑いながら、「でも、私も笑えないわ・・」とぽつりと言った



彼女はサワーを一気に飲み干すと



「私ね・・、結婚して子供がいるの・・」と小さい声で言った



私は内心ビックリしながら聞いた


(あの子供嫌いの聡美が・・子供をつくったのかぁ)





「でもね、ダンナとは別れちゃった・・」



彼女はしんみりとした口調で言った


笑っていた表情はなくなっていた



「だって・・、幸せになりたかったし・・、焦っていた」



私はビールを飲みながら黙って聞いていた


そして聞きやすいように体を近づけた


彼女の体温を感じる・・


そんな距離だ




そんなナンパな私の手を捕まえて彼女は言った




「だってね~私さ


大変だったんだから!!


すごい優しい彼だったんだよ!!


ホント、アナタと別れてすごく苦労したんだから!!


アナタはいいわよ、奥さんがいるから!!私には何もなかったの!!


アナタは別れて奥さんのところに帰ればいいけど!!私は一人ぼっちだったの!!」



彼女は急に感情的になり、店内に響く勢いで喋った



「私はアナタと別れてから、いろいろな男を付き合ったわ!!


でも、みんな私の体目当てだったし、心がなかった!!


そして私も・・・


アナタを忘れる努力をしたけど、忘れられなかったの!!」



彼女は一気に話すと涙を浮かべていた


周辺のテーブルは何事かという感じで静かになっていた


隣のテーブルのカップルが、ヒソヒソと話しているのが聞こえる


私はすっかり酔いが冷めていた




「そんなときに彼が現れたの・・


彼は優しくしてくれたの・・


だから結婚したの・・


幸せな2年間だったわ」




私は空になったビールジョッキを持ちながら話を聞いていた


(いつまで・・つづくんだ)



「私は初めて真剣に彼の子供が欲しくなったの・・


そりゃ、アナタと付き合っていたころは、アナタの子供がほしいって言ったことがあったけど


その彼との関係は本物だったわ


そう・・信じていた



でも、子供が産まれてから豹変したの」




彼女の話は長かった


私はいつまでもジョッキを持ったまま聞いた


ホントはビールのおかわりが欲しかったが言えなかった



「彼の仕事のつまづきから暴力を振るうようになったの・・」




要するに結婚した彼はDV男だったらしい


仕事からダンナが帰ってくると、何かと因縁をつけられては殴られていたらしい


でも普段は優しく、親とか近所にも良い顔をしていて、仮面をかぶっているらしいのだ


彼女も付き合っていたときが優しかったので、自分が努力するれば優しい彼に戻ると信じて苦労していたようだ



でも結局、彼の本性が親にもバレて別れることに・・


別れるのにも大変苦労して、なかなか別れてくれない


ストーカー化した彼に弁護士を立てて強制的に別れたようだ



今は、まだ赤ちゃんの子供と一緒に実家に帰っているらしい


今までの蓄えた貯金や財産も彼にあげて別れたようだ


一切関わるのが嫌で放棄したようだ





彼女は私と別れたあとのことを全て喋ると、落ち着いたのか冷静になっていた




「ごめんなさい・・」


彼女がつぶやいた



「苦労したんだね・・」


私も彼女になんて声をかけたら良いのか分からなかった




DV・・


何で女を殴るんだろう


私には理解できない



単なるストレスの発散??


いや、違うよな


年少期の愛情不足の反動??


いや、違うよね




彼女はまだ言いたげだったが、私は何となく彼女の考えが見えてきたので、早めに切り上げることにした



私が支払いを済ませてお店を出ると、彼女はふって寄り添うように腕を組んできた



「懐かしいわぁ・・」


見ると、長い髪が夜風でなびいて気持ち良さそうにしている


綺麗な横顔だ・・



私も懐かしかった


昔はよくそのままホテルに消えた


たぶん、今もできそうな感じがする



おそらく彼女も意識していると思う




色白で綺麗な顔立ち・・


以前よりは太ったが、子供を産んだとは思えないような整ったプロポーション・・


ワタシ好みの程良いおっぱいの大きさ





脱がしてみたい!!


抱いてみたい!!



私の欲望は広がる




でも、抱いたら・・・


大きな代償がありそうだ



そんな私の感情の迷いを察したのか、彼女が先手を打ってきた


ギューと腕を掴みながら「ねえ、前みたいにキスして・・」と耳元で囁いてきた



私は歩くのをやめて、彼女をみた



彼女は甘い目をしながら、私の顔を下から見つめている



(もうダメ・・我慢できない)



彼女の頬を片手で抑えながら、私は口を近づけた




「あはは、相変わらずバカね」


彼女は大笑いした


「私と関係を持ったら、どうなるか分かっているでしょ~?」


私の顔を覗き込みながら聞いてきた


「それとも持ちたいの??」


彼女は私の心の奥をはかるように見つめてくる



ドキドキした


私は心のなかで、何だか分からない天秤にどうすべきかを測っている



(どうしたものか・・)





そんな私を見た彼女は大きなため息をして


「はぁ相変わらず優柔ね、冗談よ・・」と私に言うと駅の方に走っていった




私は複雑な気持ちで彼女の走る後ろ姿をいつまでも見ていた



『これで良かったんだよね


でも男って・・・軟弱な生き物だよね』って私は思った


っていうか私だけかな(笑)



その後、彼女からの連絡はない
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コメント

50代後半  兵庫県

2014/07/19 0:40

4. 彼女思いの丈をぶつけて吹っ切れたと思うけど!

そのまま別れて正解や思うで
うちは[手(パー)]

40代後半  愛知県

2014/07/19 0:29

3. こんばんは[犬][芽]

あかぎさんと彼女さんの過去も含め、胸が締め付けられるお話でした。

(やっぱり僕には大人の交際は無理ですわ。)

40代半ば  東京都

2014/07/19 0:20

2. きっとまだ終わりではなく、その先はあかぎさん次第だと思います[ぴかぴか(新しい)]

後悔しないように…

70代以上  東京都

2014/07/19 0:18

1. みんな似たようなもんでしょ、、、

やれるチャンスがあればやるんじゃない?

アタシには「会いたい」は「やりたい」にしか聞こえない(笑)

死ぬまでにあと何回同じ事繰り返すんだろうね( ̄▽ ̄)
ギネスに申請できるかもよ(笑)

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