とあるラーメン屋での出来事・・・こわっ(>_<)
「いらっしゃいませ・・・」
店内に入ると覇気がない声が返ってきた
「??」
私は近所の行きつけのラーメン屋に来ている
ここはビールとチャーハンがうまいので、たまに来る
町の居酒屋的な感じでマスターとお客の距離が近い
みんな、お酒を飲みながらマスターとの会話を楽しんでいる
席はカウンターしかなく10人も入ればあふれてしまう狭さだ
そんなお店だが、今日は何か雰囲気が違う
皆が振り向き私を見る
店内にはお客が4人
マスターは困った顔をして私をみる
「??」
見渡すとカウンターの奥のほうにヤバそうな客がいる
私は本能的にそのそばには座りたくなかったが狭い店内・・
椅子を2個開けて座った
ヤバそうな客・・
短髪でボクサーぽい体つきの40代くらいの男だ
身体をフラフラと動かしながらビールを飲み
額から流血している
目の周りには殴られたようなような痕がありアザになっている
私が座るや否や声をかけてきた
「ごめんなさい、信じてください、俺悪くないっすよ・・」
全く意味不明だ
目は座っていて私の目から入らんばかりの強い感情を訴えてくる
これは酔っ払いではない・・
一発で分かる
誰かにすがりたい依存体質・・
頭が飛んでる危険な男
クスリか・・??
シャブか・・??
私は身構えた
無視したらすぐにでも襲い掛かってきそうな雰囲気だ
私は警戒しながら、ビールとチャーハンを頼んだ
「信じてくださいよ・・」
彼は私に目を合わせながら話しかけてくる
マスターが関わるな~と制する
私は彼に気づかれないように席を話した
しかし、反対側にはこれまた不思議なカップルが座っている
席を開けずに真隣に座っているカップル
熟年カップルだ
60代と思われるオバサンは泣いている
「泣くんじゃねぇ~ババァ!!」
これまた60代と思われるオジサンが怒っている
どうやら不倫みたいで、女性はスナックのママのようだ
焼酎を飲みながら泣いたり怒ったり・・
たまに大声を出している
「だって・・あんまりじゃない!!」
それに対して男性は、松本零士のような風貌の持ち主
おそらく自営業で普段から飲み歩いている感じの人物だ
「うるせぇ~店に迷惑だ、大声出すんじゃねぇ!!」
彼はそそくさと帰ろうとするが、女性が引き止めさらに焼酎を注文するので帰れない
お店には未払いもあるみたいで、マスターを怒り顔だ
そうこうしているうちに私のビールとチャーハンがやってきた
「ぷふぁぁぁ~!!」
私は声を出しながら飲んだ
そうでもしないと、あまりにも異様すぎてどうにかなりそうだ
ここのビールはうまい!!
私が上機嫌に飲んでいると、シャブ男が話しかけてきた
「信じてくださいよ、俺悪くないっすよ、警察呼ばないでください・・、出てきたばっかなんすよ」
どうやら彼は投獄されていたみたいで出所すぐみたいだ
私は出所者に偏見はないが身の危険を感じ、とりあえず襲われたらどう対処するか考えた
まずは武器・・
身近にある武器・・
レンゲ・・??
私はアルコールが入っているのもあって、その発想に我ながら吹き出しそうだった
私はレンゲを握りしめた
「なによ~もうぉ!!」
隣の女性が大声を出した
私はビックリして振り向くと、男性は自分の分の代金を支払い帰る寸前・・
彼女は涙を流しながら制止している
で、私が見ているのに気がつくを私に訴えだした
「ひどいと思いませんか?」
「いやぁ、私分かりませんので・・すいません」
彼がお店を出ていくと、私の肩に手をかけながら「私の話を聞いてください・・」って話しかけてくる
私は困惑しマスターを見ると、マスターも困った顔をしている
(耐えてください・・)
そんなことを言いたげな顔だ
私はビールを追加した
しばらくするとシャブ男は店内を歩きだし、私の後ろをウロチョロしている
殴られるんじゃないかとドキドキする私・・
そんなとき
隣にはまた新しいオジサンがやってきた
バシッと決まったスーツを着た60代くらいの事業家らしい雰囲気の持ち主
健康的な感じで日焼けをしていて遊びなれた感じの紳士だ
「あらぁ~」
「やぁママ~」
彼は彼女に軽くハグした
私はビックリしてみていた
耳をダンボして聞いていると、どうも彼らは付き合っているようだ
松本零士風のさっきオジサンを思い出し、吹き出しそうに聞いていた
「ねぇ~どっか旅行に連れて行ってよ・・・」彼女がねだる
彼ははぐらかし話題を変える
(漫才かぁ・・!!)
私は変わり身の早いママに感心していた
私の後ろに立っているシャブ男が話しかける
「信じてくださいよ、俺悪くないっすよ」
「うるさいわね!!向こう行きなさいよ!!」ママが激怒する
彼はすごすごと自分の席に帰った
帰るなら今だ~って思ったが、熟年カップルの会話が気になって帰るに帰れない
「もう・・、また私を放置するのね~浮気するわよ!!」
「ごめん~ママ、今忙しいんだよ」
「私知ってるんだからね、この前、若い娘と出かけていたでしょ!!」
「ん?そりゃうちの娘だよ」
「嘘・・!!娘いないクセに!!」
「あはは!!」
私も一緒になって吹き出しそうになった
(漫才過ぎる~!!)
「やめろ~泣くんじゃない・・」
彼女は涙を浮かべている
私は可笑しくて大笑い寸前!!
シャブ男は独り言をブツブツ・・!!
マスターは困り顔!!
そして端のほうに座っている第四のお客さんはそんな騒動関係なし・・・黙々と読書!!
どんな茶番だ~笑
私は可笑しくてたまらなかった!!
うちのそばに昔からあるスナックがあって・・
私は一度も入ったことがないが、どうやら彼女はそこのママみたいだ
その紳士はこれから同伴するみたいで、松本零士風と別れたあとに呼び出されたようだ
彼女は焼酎をさらに注文を入れて・・その紳士が支払う
(このママ、尋常ではない・・・紳士は松本零士風の存在を知っているのだろうか??)
私はママのしたたかさを見せつけられて帰路についた
帰り際、ママが私にウインクしたのは忘れない・・・
女・・・こわっ(>_<)
コメント
2015/11/13 13:48
20. >>19 小麻未
(⌒~⌒)お元気ですか。。さん
あはは~笑
パパに振って逃走・・ヽ(^o^)丿
返コメ
2015/11/13 10:05
19. >>15 あかぎさん
今度…あかぎちゃんと会ったら
泣くからねえ~。。
あたしを捨てないで~と騒いでやる!
返コメ
2015/11/13 8:37
18. >>9 睫睫睫睫睫睫さん
だよね~(笑)
返コメ
2015/11/13 8:37
17. >>8 ティフォシーo( ̄
 ̄)旦只今怪我人さん
怖いものみたさもあるかなぁ(笑)
あとはマスターの困り顔をみて入りました
返コメ
2015/11/13 8:35
16. >>7 ちゅろ
じゅん〓さん
ヤバかったですよ
でもスリルがあって…(笑)
返コメ
2015/11/13 7:43
15. >>6 小麻未
(⌒~⌒)お元気ですか。。さん
![[走る人]](https://img.550909.com/emoji/ic_runner.gif)
![[走る人]](https://img.550909.com/emoji/ic_runner.gif)
漫画でしょ(笑)
ママさんの言動には笑えました
って泣きもウソかと
シャブ男…
その後どうしたかぁ
返コメ
2015/11/13 7:41
14. >>5 Dr.キリコ国家錬金術師さん
出ようかどうしようか悩んだけど、マスターの困り顔をみて入りました
まぁあとは腹へってたしね
返コメ
2015/11/13 7:39
13. >>4 ひろりん![[黒ハート]](https://img.550909.com/emoji/ic_b_heart.gif)
さん
![[ウッシッシ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_foppish.gif)
![[ぴかぴか(新しい)]](https://img.550909.com/emoji/ic_pikapika.gif)
飲んべえとお水…
笑えるよね
いろいろな駆け引きがあって、ヒューマンドラマだね
返コメ
2015/11/13 7:37
12. >>3 讃岐のチヌ法師さん![[冷や汗]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_csweat.gif)
あはは(笑)
警察に包囲されたら…
ラブホから一般のお客さんも出るに出れないね
クスリは怖いです
返コメ
2015/11/13 7:35
11. >>2 まぐろ式さん
今はホント小綺麗なお店が増えて…
こういうお店は減ったね
シャブ男
もっと騒ぐと楽しかったかもしれないが、その時はマジで怖かったです
返コメ