竹内まりやさんの「駅」の曲に思う
私は、竹内まりやさんの「駅」という曲が好きである。
暇な時、ユーチューブで彼女の曲を聴く。
ただあの歌詞 女性でも男性でも、久し振りにばったり
出遭った元彼。場所は駅舎、そして電車の隣の車両の
ドア越しに見る懐かしさで一杯の元彼。
元彼との付き合った過去の思い出が走馬灯のように
頭の中を駆け巡り、「思わず涙が溢れて来そう
今になって貴方の気持ち 初めて分かるの痛いほど
私だけ愛していたことも」と歌詞は続く。
でも本当にこんな気持ちって生じるのだろうか?
寧ろ既に気持ちの整理が済んでしまったお互い同士。
私は、これは竹内まりやさんの幻想のような気が
してならない。もしそんな気持ちを抱くような
女性がいたとしたら、とても感受性の敏感な
女性であろうと思う。
男性にとって見れば、こんな女性こそ、いくら
別れてみても、永遠に忘れ得ぬ元彼女として
心に刻み込まれるであろう。
曲調も切々と女性の元彼を失った傷心の気持ちから
やっと立ち直った気持ちを元彼に見せて安心させたいと
いう清々しさ、爽快感へと変化していく。
それが、私の気持ちに心地よいのかも知れない。