子供達が、夏休みに入って、市民プールは子供達で賑わう。

土日は当然混みあうが、平日の昼間も土日に負けず劣らず

混みあう。大プール（深さ１．３ｍ）は、身長140cm以上の

子供が入ることが出来る。フリーコースは、専用レーン２つ分を

崩して使っている。


子供達も、グループで来ており、大人のようにひたすら修行の

ように端から端まで泳ぐのでなく、遊んでいるのが楽しいようだ。

潜水したり、追いかけっこしたり。

中には、夫婦でスイミングを楽しむ、というより上達途中の段階の

70代老夫婦、60代夫婦もいる。

旦那とは一緒に来ないが、一人で来てスイミングをこつこつと練習して

いる老婦人を沢山見かける。

逆に奥さんとは一緒に来ない老人が、スイミングをこつこつと練習して

いるのも結構見かける。私もその一人であるが。

中には、知的障害者の方が泳いでいるのも見かける。

或いは、ご主人が脳梗塞後遺症で左半身がマヒして、左手がぎゅっと

「グー」の格好で、はしごを注意深く降りて、既に入っている奥さんが

リードしてマヒのご主人を水中歩行とかビート板を使ったバタ足などを

やらせている。

こんな状況で専用レーンも３本あるが、各レーン当たり４人くらい

入っている。

そんな訳で、この時期私は、ゆっくり泳げる海を利用している。

ただ自然の海だから、台風の影響でうねりがあったり、高波が

あったりで凪なんかむしろ珍しい。

今日も海が少し荒れており、泳いでおるのは二、三人しかいない。

のびのびと泳げるが、口に塩辛い海水が入り込むことも多い。