今日もまた千本浜海水浴場に泳ぎに行った。

いつもの市民プールで水泳教室を終えて、昼食を取って

からの移動だった。到着時刻は14時。

台風5号の影響か、波にうねりがある。

遊泳区域300ｍｘ25ｍ（横ｘ縦）くらいか。

端から端まで砂浜に並行にクロールで泳ぐ。

でも一回で他端には届かない。3回ほど止まって

何とか着いた。その端っこで女子小学生が浜辺で

遊んでいる。一人は大きな浮き輪に入って、他方の

女の子は、海に潜って綺麗な石を探している。

その女の子達が私に近づき、「どうしてそんなに泳げるの？」

と私に疑問を投げかける。「私は、まだ上達者じゃないけど

呼吸を乱さず、力まず泳いでいる」と答えた。

浮き輪に掴まっている子は、泳げなくてもいいと空元気。

もう一人の子は、スイミング教室に通っているという。

聞くと、二人とも６年生。えっと少しびっくり。何かまだ

幼い感じがしたから。容姿にしろ、ワイワイ言っている内容から

女の子は男の子より成熟が早いと思っていたから。

きっと中学２，３年生になったら、大人びた感じを受けるのかも

知れない。

これからまた元の端まで泳いで帰ると言ったら、子供たちが「ついて

来る」というので「危ないからだめ」と断った。

私にも娘が二人いて、スイミング教室に通っていたが、こんな海で

浮き輪なしで泳いでいる娘たちの思い出は、私の記憶にはない。

浮き輪につかまって、穏やかな入江でぷかぷか浮かぶ姿しか。

その当時私は、何とか平泳ぎまがいが出来る状態だったから

泳ぎに自信がほとんどない。

帰りも３回ほど泳ぎを止めて、足をついて休み、戻って行った。

振り返って見ると、二人の女子小学生が浜辺で海の水と戯れて

いる姿が、小さいが、まるでニンフのように見えた。