人間は、いくつになっても性欲は、衰えない。

しかし動物の場合は、血液中の性ホルモンの濃度が、性欲の有無を

決定する。血中濃度が高くなれば、性欲が昂進するのだ。

性ホルモンに支配される点は、人間も同じなのだが、

人間の場合は脳の中の新皮質という部分が性欲をコントロール

する。

だから例えムラムラしても、理性でその性衝動を抑えることが

できるし、逆に高齢になってもホルモンの分泌が少なくなって

きても性欲が衰えない人がいる。

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「女医のナイショ話」（著：久保田有紀子他）　より　抜粋及び一部修正