会社定年後、それ以前と同様、毎年健診を

受けている。今年もその健診を胃癌健診のみ

市の補助で行い、他はいつも健診をお願い

している病院で実施した。

今回は、糖尿病の恐れはないかと危惧して

いたが、その兆候はないと結果が出た。

HbA1c（ヘモグロビンA1c）という過去１－２ケ月の平均的な

血糖の状態がわかる検査で5.4（基準値5.5以下）であった。

当然空腹時血糖値は92（基準値　99mg/dl以下)。

午前中　プールに入り泳ぐ、昼前にプールから上がって

昼食を取る。基本的に食事は、弁当を購入して

車の中で食べるのだが、軽めのかつ弁とみたらし団子

３連を食べるのが、デフォルトコース。

当然、良質のたんぱく質と糖分の摂取を運動後３０分

以内に食べるルールを守っている。

このみたらし団子をほとんど毎日のように食べていた

ので、ちょっと糖尿病を心配していた。まして水泳

教室仲間の女性でも団子１連がせいぜいという。

３連は食べ過ぎだという暗の批難もある。

問題は、別の箇所にあった。

胃の粘膜状態が、あまり良好な状態ではなく、

炎症を起こしやすい、引いては、癌化しやすい

状態という。

もう一つは、血圧が少し高め（１４６mmHg/77mmHg）で

あった。基準値は135mmHg/85mmHg以下である。

年を取って来ると、年々いろんな部位で「ガタ」が

知らず知らず大きくなっている。そのガタをこれ以上

大きくしないよう、対策を取っていかないと、更なる

致命傷（癌、心筋梗塞、脳内出血等）を呼び起こす。

「分かっちゃいるけど、やめられない」のスーダラ節を

思い出す。自分の体についた澱（おり）をどうして

落としていくか、強い気持ちを持って現状の生活

習慣を見直し、自己管理していかないと、あり地獄の

穴に落ちて行くのみ。不気味な穴が、何時でも

我を呑み込まんと、待ち受けている。