今日は、とても寒い朝でしたね。7時で室温14℃でした。

外気温は10℃。

これで更に紅葉が里に下りて来るでしょう。

私は、ちょっと前になりますが、１7日~19日まで「秋の電車

乗り放題」という切符を使って三島～東京～宇都宮～福島～

山形～新庄～秋田～十二湖の往復旅行をして来ました。

電車乗りっ放しという苦行にも近い旅行でした。

乗れる電車は普通電（列）車、快速のみ。

新幹線に乗りたければ、別途その乗車区間の乗車料金と新幹線料金を

別途支払う必要がある。

十二湖は、五能線の途中駅から歩いて行ける距離にある。

江戸時代元禄文化の盛んな頃、この地方に大地震（Mg.８クラス）が

あり、山崩れによってできた山中湖沼群を十二湖と呼ぶ。

実際には、大小合わせて33個の池がある。

17日は、早朝5時半に三島から電車に乗り、ベースとなるホテルは

秋田市内。着いたのは午後8時過ぎ。特に乗り換えの便が、悪かった

のは、山形県の新庄駅でした。待ち時間が1時間15分あった。

翌日18日は、JR秋田駅からリゾートしらかみ（快速、座席指定）で

五能線を北上した。十二湖駅まで所要時間は、2時間程。秋田を8時

20分に出発し、終点の青森駅まで5時間10分程。時速46キロ程度で

ある。途中日本海の絶景ポイントでは、車速を落とし、乗客に

カメラのシャッターチャンスを与えて呉れる心尽くしも随所に

ある。また先頭デッキには、ベンチシートがあり、運転手と同じ

視線で前方の視界を満喫できる。のんびりと旅情を楽しみ方には

素敵な電車である。

十二湖の著名な池である青池近くまで、バスが来ている。



私は、十二湖駅から徒歩で一番奥の青池まで往復したが、

大体4時間コースであった。青池まで片道約6キロ。

山の紅葉は、まだ少し早い状態。やっと紅葉が始まった印象。

途中で立ち寄った王池の周囲道（幅は70センチ程度）をトレッ

キングしてみた。一周1.3キロ。途中道の脇に大きな糞を発見したが

人糞よりも多量。少し赤茶けた色をし、2，3日くらい経ったもの。

後からトレッキングして来た三人組のおばちゃん

連中も、その糞に気付く。熊の糞だと言う。

ツキノワグマの放ったものであろう。

その瞬間に出くわさなくて安堵した。

青池の深い紺、藍色の織り成す自然の美しさに

言葉を失う。魅入ってしまうほどの美しさ。

こんな山奥にも外国人（特に裕福な台湾人が多い）やら、日本の

著名な旅行会社が企画した団体旅行客が、沢山訪れていた。

17時01十二湖発のリゾートしらかみで、再び秋田駅に戻った。

駅からホテルまで歩いて20分、夜風は冷たく手袋をはめた。

何とか旅の目的は、果たしたが、もう少しゆっくり秋田市内

見物をしたかった。早めに休み、次の19日には帰るだけの

移動日。電車トラブルもほとんどなく、予定通り帰宅したのは

20日午前0時半であった。