我が家のクロ 逝く
今週の月曜日13日にとうとう老猫が息を引き取った。
16才くらいだと思う。
16才というのは、平均的なオス猫の寿命という。天命だったかも
知れない。
うちに来たのは2002年1月だった。
寒い深々と冷える西風の吹く夜だったように記憶している。
娘が転居するお婆さんから譲り受けた黒猫♂だった。
来た当時、おどおどしてなかなか人に懐かない野良猫だった。
名前は、そのまま「クロ」と名付け、今まで部屋で飼っていた。
しかし若いから、隙間があると、さっさと外へ脱走しその捕り物も
大変だった。でも去年の夏 食事を突然しなくなり、動物病院で
診てもらうと血液検査で「肝臓が悪い」ことが分かった。あの
猛暑を何とか乗り越え、動物病院から処方される薬を飲んで
肝臓は徐々に好転したが、2回目の猛暑も乗り越え安堵した
途端、今度は貧血と診断された。でも好物のドライの餌
も食べず、病院から処方されるチューブ式高エネルギー剤を
無理矢理口に押し込むが、あまり欲しくはない模様。
次第に歩く距離も少なく、体力も落ちやっとこさ這うぐらい。
体全体で浅い呼吸になり、最後は力尽きてなくなった。
もうその日に火葬をして、今は骨壺にクロの骨が入っている。
でも彼の住居 ゲージのあった場所に、まだ元気なころの
クロの姿が思い出される。誰のひざともなく、すっと載って
来たクロ。花鰹が好きだったクロ。
我が家のアイドル祖父ちゃんは、天国に逝ってしまった。
火葬場には、午後の部で三遺体(犬 3、猫 1)あった。
合掌!
コメント
2017/11/23 16:39
2. >>1 まいこー☆じゃくちょー?さん
まいこーさん、コメントありがとうございます。
返事遅くなってごめんなさい。
今も私達の部屋にクロが今も相変わらずいるかのようです。
返コメ
2017/11/17 18:41
1. 身体、全体で浅い呼吸
人の死と同じ最期を遂げるんですね。
よく生きました!
しばらくは、あちこちに
面影が残っては、寂しい気持ちに
なるでしょうけど
きっとしあわせでしたよ。
返コメ