たわわになった柿が・・・
自転車でプールに通う途中に、生垣から外にはみ出た柿の木。
今年は、生り年のせいか、柿が鈴なりである。
でも家主も取らぬ、カラス等の野鳥も食べずに実は
次第に熟柿になっている。これから更に寒さが増すと
何時かは、一つずつ路傍に落ちていくのであろう。
憐れである。誰にも愛されず、食べもされず、実が
落下していく様は。
これを人間社会に例えてみると、更に憐れさが
倍加する。でも人間社会は、お互いの絆が薄れたとは
いえ、お互いのことを慮りながら、助け合い暮らして
いくであろう。