GWには、森林浴でもいかが?
今朝公共放送を見ていたら「森の匂いってど
んな匂い?」かとゲストの方に質問していた。
ゲスト3人共答えることできず。
1930年頃ロシアのポリス・トーキン教授が、
植物を傷つけると、傷ついた箇所の周辺に
いる細菌が死ぬ現象を発見した。
この現象を調べたトーキン教授は、植物が
細菌をころす「毒」を放出したと考え、
フィトン(植物)チッド(毒)と命名した。
その後植物の精油に含まれるテルぺノイドな
どには、さっ菌力を持つ成分が数多く含まれ
これらの物質が、フィトンチッドの正体と
考えられている。
ところで森林浴の効果って、どんな効果が
あるのでしょう?
森に入ると、ほっとする人は多いでしょう。
でも虫が寄って来て嫌だって方もいらっ
しゃるでしょう。とかげ、蛇、蜘蛛、昆虫類、
蜂類、下手をすると、鹿、イノシシ、熊と
ばったり遭遇することだってあるかも知れま
せん。
深い森の中に入る必要はありません。森の入
口でも構わないのです。
森林浴をすると「ストレスホルモンが減少し、
免疫力が上がり癌を始めとする様々な病気の
予防につながる」論文が発表されています。
2泊3日の森林浴実験をした結果、男女を
問わず、森林浴がヒトNK(ナチュラル・キラー
:Natural killer)細胞数及びNK細胞内の抗がん
タンパク質の増加によって、人NK活性を上昇させ
ることが判明しました。 一方で、都市部での一
般旅行ではこのような効果が得られませんでした。
さらに森林浴によるNK活性等の上昇効果は、1ヶ月
ぐらい持続することも明らかとなりました。
日帰り森林浴実験を実施し、その効果を検討しま
した。その結果、日帰り森林浴もヒトNK細胞数及び
NK細胞内の抗がんタンパク質の増加によってNK活性
を上昇させ、この効果は、 1週間くらい持続するこ
とも明らかとなりました。
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①ウィキペディア「フィトンチッド」より抜粋
②日本医科大学―森林浴(森林環境)による
免疫機能への影響ー
から抜粋