私の家の猫が昨年11月になくなって久しい。

その縄張りを最近茶と白のニ毛猫♂が、わがもの

顔でうちの庭を闊歩（かっぽ）していた。

しかし台風12号が最接近（先週土曜日28日）して

から見えなくなった。

そしてそのニ毛猫がなんと、なんと庭の隅に

置いている車の下で絶命していたのである。

それを発見したのは、昨日の昼間。

その猫の姿は、すでに体は硬直し

正視できないくらい悲惨な状況であった。

その猫の脇には、私が食べたシーチキンの

缶詰を圧縮した缶がころがっていた。

亡くなった原因は、わからない。

市役所に連絡して、事情を話して、

そのなきがらを引き取ってもらった。

我がもの顔で家の庭をのっしのっしと

威厳を持って歩いていた様が思い浮かび

今回の最後の様を比べ、とても憐れな

出来事でした。

安らかに眠りたまえ、ニ毛猫君。合掌。