アフターピル
60代前半  静岡県
2018/10/05 12:23
アフターピル

厚労省の統計データ(2016年度)によると

日本における人工妊娠中絶件数は、年間

16万8015件。年齢階級別にみると

①20~24歳 3万8561件

②30~34歳 3万4256件

③25~29歳 3万3050件

④35~39歳 3万307件

⑤40~44歳 1万5782件

⑥20歳未満 1万4666件

 
参考)2016年度の出生数は97万6979人。

人工妊娠中絶件数比率は17%であった。

望まぬ妊娠の恐れがある場合、性交後

緊急的に避妊薬(アフターピル)を一定

時間内(72時間 或いは120時間)に服薬

できれば、黄体ホルモンで排卵を抑制した

り、遅らせたりして妊娠しにくくする。

副作用は出血や吐き気など。性交後72時間

以内に飲んだ時の妊娠阻止率は国内外の臨

床試験で約80%。飲むのが早ければ早いほど

良いといわれている。

日本では、このアフターピルは、産婦人科医師

の処方が必要。「ナビタスクリニック新宿」で

は、この9月からスマホから遠隔診療で処方する

窓口が出来ている。直接対面ではなく、インター

ネット経由で診察、処方を行う。

アフターピルの効果は一時的で、次の妊娠には

全く影響しない。

誤って何らかの事由から望まぬ妊娠をし、人工

中絶手術をする負担を女性が強いられるくらい

なら、アフターピルを服薬した方がその女性の

精神的・肉体的負担を軽減できる。

但し、安易にアフターピルを使用しなさいという

訳ではなく、あくまで避妊具、経口避妊薬等の

計画避妊の次の手段として位置づけである。
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