今昔物語(ウィルス性感冒)
60代前半  静岡県
2020/05/15 11:05
今昔物語(ウィルス性感冒)
新型コロナウィルスの抗体検査結果[都内 0.6% 東北地方 0.4%]が
発表された。ということは、今年の2月~4月で市中感染はほとんど
していない。今年の冬にまた流行感染がインフルエンザとともにやって
来ると予想される。

世界で大流行した1世紀前のスペイン風邪について調べて見た。
第一次世界大戦末期に発生したこの流行性感冒が日本にやって
来たのは、1918年(大正7年)8月初旬。その当時飛行機は飛んで
ないので、船で感染者を運んだようである。
3年間に亘ってこの風邪が流行するが、この感染者は23,804,573人
死亡者は388,727人。感染ピークは、やはり乾燥した1月、2月で
あった。

当時の東京は東京府であり、人口は364万人、次に大阪は275万人、
兵庫県は230万人と続き、全国で5719万人であった。
今年1月現在の総人口が1億2602万人からすると、45%の割合。

罹患率は4.2%、死者の全感染者に占める割合は、1.6%。
この風邪による死亡者での特徴は、若い方(10代~30代)がなく
なっているのが顕著。死亡原因は、肺炎。

この当時病原菌は、ウィルスとは分からず、細菌の範疇と考えていたが
特定されなかった。
該当の病原菌は見つかっておらす、もっぱら今の新型コロナと
同じ感染源にうつらない方法(手洗い、マスク、うがい)を内務省が
ポスター(下図)を作って国民に注意を喚起した。

新型コロナウィルス(COVID-19)は、感染国216か国
感染者4,258,666人 死者294,190人(20/5/11現在WHOによる)。

日本は、全国に出されていた非常事態宣言が昨夜解除されたが、
感染防止を見据えた新たなライフスタイルを始め、このウィルスの
流行が終わる迄じっと不自由な生活を耐えながら、生活していか
なくてはならない
コメントする

…━…━…━…

無料会員登録はコチラ

…━…━…━…