今はめている腕時計は、何代目のものであろうか？
高校生進学祝いとして、親父に買ってもらったゼンマイ式
腕時計。結婚のお祝いに妻からプレゼントして貰った
デジタル式カシオ時計（当時出始めで3万円程度）を
会社の共用風呂で数ヶ月で盗まれてしまった。
40代後半、会社もバブルで固定費削減のため、私も子会社
へ出向。その時に買ったセイコーのアルバブランドの太陽電池
時計を新規一転として記念に購入した。メリットは時計を動かす
エネルギーは太陽光を文字盤全面で受けて、その電池エネルギーで
時計の機能を果たすもの。カタログには10年が設計寿命と謳われて
いたが、未だにしっかり正確に時間を刻んでくれる。早いもので
20年余りになった。数年前気に入っていた金属製リストバンドが
壊れて、今は適当な金属バンドに入替えて使っている。

一方2012年頃、アルバ時計が使えなくなるだろうと予想して
代わりの時計　シチズン時計を購入した。しかしこの時計の出番は
いまだない。というのはアルバ時計がまだ達者で用をしっかりなし
てくれるからだ。シチズン時計も同じく太陽電池時計。両者の違い
はスマートさ、シチズンは野武士タイプ、全体的にごつい、重量感
を感じる。アルバは洗練された武士タイプ。シチズンのそれと真反
対。
このままではシチズン時計を使わず終いになるかも知れない。

この前沖縄旅行に行った時、若い女性が何人か搭乗していたが、皆
今流行りのスマートウオッチを腕にはめていた。私には、縁が遠い
時計のような気がした。


太陽光が当たる机の片隅にシチズン時計が置かれているのを見ながら
秒針が正確に歩進するのを今日も眺める。