２０１４フィギュアスケートグランプリ中国大会男子のフリー公式6分間練習で、日本の羽生と中国　エンカン選手がバックで練習中衝突し、羽生選手が頭部を出血し、しばらくリンクで起き上がれない事態が発生した。エンカン選手は、顔、肩辺りを打撲したようであった。エンカン選手は、立ち上がり自分でリンク外に出ることは出来た。

その後、二人は応急処置を受け、フリーの演技4分半に臨んだ。あの二人のアスリート魂に脱帽、むしろ二人に恐ろしい位の崇拝の気持ちが起きた。ダメージを受けた体でバランスをとるのは、非常に難しいと推測される。それは、二人の回転競技の出来をみて一目瞭然。二人に｢よくご無事で競技をやり終えたと｡お疲れ様。｣いう安堵の気持ちが、観客、あるいはTVで見ている人全員の思いのような気がする。

翻って私の日常生活で、献身的に支えてくれるパートナーのひたむきさを当たり前と思っていやしないか、慈しみの気持ちが不十分じゃないかと何故かこのＴＶのこのすごいシーンを見て感じた。