子供6人に1人が貧困のまっただ中に。
厚生労働省2012年度実績値で、18才未満の子供がいる世帯の相対的貧困率は
16.3%の数値が発表された。18才未満の子供6人中1人が家庭の事情で
生活が困窮していて、学校の給食費とか或いは修学旅行の積立金とか、学校に
お金を持ってくることが出来ない現状が、はっきりした。
こんな社会、益々格差社会が蔓延して、相対的貧困率が増大するかもしれない。
昭和の高度成長時代で、中間層の世帯が多く出来たが、今はその中間層が崩れて、
ミレニアム以降増大した派遣社員、契約社員によって所得が不安定、所得低下に
よって低所得層がなし崩し的に増大している。今度の安倍総理と日銀黒田総裁に
よるデフレ脱却、従業員のベースアップ、契約社員から正社員への移籍などの対策
で国民の生活が改善すればいいが。